世界限定19台&19台目最後のランボルギーニ新型シアンロードスターが納車!これで全シアンの生産が終了…今後は新型カウンタックLPI 800-4の生産へ【動画有】

昨今の諸事情で大変ななか新型シアンシリーズが幕を閉じ、新型カウンタックへと襷をつなぐ

ランボルギーニが世界限定63台のみ販売したクーペタイプの新型シアンFKP37(Lamborghini New Sian FKP63)に対し、オープンタイプの新型シアンロードスター(New Sian Roadster)は、更に台数の少ない19台のみ販売されました。

既にクーペタイプの新型シアンFKP37は、63台全て生産・納車完了済みですが、オープンタイプの新型シアンロードスターは、2022年3月12日に19台目が無事顧客のもとに納車され、これで全てのシアンシリーズが生産終了となりました。
※台数の由来は、ランボルギーニの創立年となる1963年にかけて、19がロードスターの台数/63がクーペの台数

2022年春以降からは、シアンをベースにしたスーパーキャパシター技術を搭載するマイルドハイブリッドハイパーカー・新型カウンタックLPI 800-4(New Countach LPI 800-4、正式呼称:クンタッチ)の生産・デリバリー・納車がスタートする予定です。

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早速、19台目最後に納車された新型シアンロードスターを見ていきましょう。


19台目最後の希少な新型シアンロードスターはグリーンとブラックのカーボングラデーション

こちらが今回、イタリア・サンターガタボロニェーゼにてデリバリー・納車式が行われた新型シアンロードスター。

ボディカラーは、グリーン系の「ヴェルデ・セルヴァンス(Verde Selvans」で、エクスポーズドカーボンファイバーにフェードインする特殊なデュアルトーン&グラデーションカラーになりますが、恐らくそのオプション費用もとんでもないものになると予想されます。

これまで日本や世界に納車されてきた新型シアンFKP37/新型シアンロードスターを見ていくと、今回のようなモノトーンカラーも存在すれば、フロントとリヤで異なるデュアルトーンのグラデーションカラーに仕上げられたシアンも存在。

顧客に納車されたシアン全て、全く同じ配色の個体は存在しない

そして新型シアンに関しては、「全く同じカラー配色で全く同じインテリアテーマを持つ個体が2台以上存在しないシステム」が構築されていて、クーペとロードスターを組み合わせた82台全てが、そのオーナーのためだけに作られた特別なワンオフカラーということになります。

改めて最後に納車された新型シアンロードスターを見ていくと、グリーンカーボンボディにマッチしたブラックの鍛造アルミホイールに、更にホイールリムにはグリーンのアクセントカラーを追加することで統一感を持たせています。

足回りのブレーキキャリパーはブラックに仕上げられていますが、敢えてグリーンのアクセントではなく、足もと全体をダークにまとめてきた辺り、おそらく「他とカブらないため」だと予想されます。

ドアパネルからグリーン→ブラックカーボンへとフェードイン

こちらが真正面から見た新型シアンロードスター。

ランボルギーニのフラッグシップV12の象徴ともいえる”上に開く”タイプのシザードアが採用され、更にドアパネルのカラーを見ていくと、グリーンカーボンからブラックカーボンへとフェードインしていくグラデーションカラーに。

グリーン×ブラックのグラデーションは、日本限定のアヴェンタドールSロードスターでも

色味は異なりますが、ランボルギーニが日本での販売50周年を記念し、「火」「水」「地」「風」「空」の5台要素をテーマとした日本限定5台(各要素1台ずつ)のみの特別仕様車となる、アヴェンタドールSロードスター(Aventador S Roadster)の特別仕様車50th Anniversary Japan ”地”のグラデーションっぽい雰囲気に仕上げられています。

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19台目最後の新型シアンロードスターの内装は?日本に納車されて3台のロードスターまとめは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!