フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼル(HR-V)で世界初のムーステスト!ファストバックSUV×ミシュランタイヤでの性能は如何に?【動画有】

気が付けば新型ヴェゼルも発売からもうすぐ1年が経過する

2021年4月末に発売されてから、もうすぐ1年が経とうとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel、海外名:HR-V)。

遊び心あるデザインと、開放感のあるパノラマルーフを標準装備した特別グレードe:HEV PLaYが早々に受注一旦停止となり、中古車市場では新車乗り出し価格よりも高額な400万円付近にて転売されています。

そして上級グレードe:HEV Zになると、昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足により納期が1年以上とのことで、新車での入手が非常に困難な一台となっています。

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そうしたなか、ムーステスト(エルクテスト)を専門としているYoutubeチャンネルのkm77が、新型ヴェゼルのムーステスト動画を公開しました。


ファストバックSUV×ミシュランタイヤの性能は?

ちなみに今回km77にて使用されたモデルは、欧州市場向けの新型HR-Vで、ボディカラーはアーバンカーキ×ブラックルーフの2トーンカラーに、フロントのハニカムインテグレーテッドグリルにはトリコローレアクセント付きとなるe:HEV PLaY相当のグレードを準備。

新型ヴェゼル/HR-Vの特徴といえば、その伸びやかで引き締まったスポーティなラインを持つファストバックSUVが魅力的で、足もとには標準装備のミシュラン製プライマシー4を履かせた18インチタイヤアルミホイール。

私も新型ヴェゼルe:HEV Z(4WD)を約11か月近く所有していますが、プライマシー4タイヤの雨道での安定性とグリップ力は高く、何よりも春~秋にかけての高速道路燃費が28km/Lと優秀なのも一つの特徴だと思います。

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少し前置きが長くなってしまい大変恐縮ですが、今回のムーステストの結果は、「低速だとSUVカテゴリーの中では十分良い結果を残せている」そうで、以前評価したマツダMX-30 EVに比べると、スムーズな走りを提供しているようにも感じられます。

ところでムーステストって何?

ところでムーステストって何?と思われる方も多いと思いますが、この評価は、欧州では一般的に実施されている性能評価の一つで、SUVに限らずハッチバックやセダン、クーペなどのモデルも全て対象となった重要な指標に。

そして、そもそも「ムースってどういう意味なのか?」についてですが、「MOOSE」はヘラジカを意味していて、道路を走行中に「ヘラジカが飛び出してきた」ときに、急ハンドルで避けることができるどうか試すことを意味しています。

もちろん、ヘラジカだけでなく人間の子供から大人、自転車などが飛び出してくるといった日常にて起こり得ることも想定しての評価なので、新型HR-Vがムーステストで良い結果を残せているのは嬉しいところ。

SUVといえども優秀な結果を残せている?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!