フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルで5回目の高速道路インプレッション!秋でも燃費はほぼ変わらずの28km/L、何と一部の高速道路区間では約33km/Lを記録!

秋になると燃費がある程度向上することは予想していたが、まさかここまで向上するとは…

さてさて、2021年4月末に私に納車されてもうすぐ半年が経過するホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、今回5度目の高速道路走行インプレッションを実施。

ガソリンの種類もハイオクからレギュラーへと戻り、ほぼ満タン給油状態からの往復470kmの高速道路巡航(厳密には450kmが高速道路、残り20kmが下道)となったわけですが、季節的にも(ようやく?)秋に入り、エアコンを使用する頻度も一気に少なくなりました。

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今回の長距離往復移動は、終日晴れで特に不安定な天候ではなく、外気温も26度~29度と真夏を迎えない過ごしやすい気候だったので、新型ヴェゼルの好燃費にも期待したい所。

早速往復470km走行しての新型ヴェゼルの区間実燃費や、高速道路走行インプレッション内容をまとめていきたいと思います。

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乗員は運転手一人、走行モードはECON、荷物は必要最低限、エアコンも常時OFF

まずは往復470kmの高速道路走行インプレッションについてですが、走行条件としては以下の通りで、ハイブリッドモデルにとっては負担の少ない内容になっているものと考えられます。

◇乗員は運転手一人のみ
◇走行モードはECONのみ
◇荷物は手提げバッグ一つのみ
◇エアコンは常時OFF
◇窓は換気や状況に応じてオープン&クローズ
◇高速道路での走行速度は概ね90km/h~100km/h

なおブログ読者様より、「高速道路でのECONモードはかえって燃費を悪化させるのでは?」とのご意見もありましたが、確かにアクセルレスポンスも少し遅くなっている印象ですし、「高速道路でECONモードはちょっと不向き?」と考えたりもしました。

ただ、これまでの経験上、同じハイブリッドシステムを採用する新型フィット4 e:HEV LUXEで往復470kmの高速道路走行を実施したところ、非ECONモードでの区間燃費は26.0km/Lだったのに対し、ECONモードで29.0km/Lと劇的に燃費が向上していました。

もちろん、この他の走行場所や天候、車内の荷物量、乗員は運転手一人のみ、速度も90km/h~100km/hと全く同じ条件で複数回実施しています。

このデーターをもとに、新型ヴェゼルでは新型フィット4の最適と思われる条件を踏襲してインプレッションしています。
※あくまでも個人的な見解に過ぎず、自動車ジャーナリストのように詳細な分析を得るようなインプレッションはしていないためご参考までに

高速道路走行時の車内からの軋みやビビリ音は?

そしてこちらも最近問合せの多い新型ヴェゼルの車内の「軋(きし)み/ビビリ音」について。

これはちょっと表現が難しいものの、どうやら既に新型ヴェゼルを所有されているオーナー様からの情報によれば、高速道路走行中に車内からきしみ音が聞こえてきたり、センターナビゲーション奥やメーターフード周りからのビビリ音などが聞こえてくるとのことですが、今のところ私の新型ヴェゼルではそういった軋みやビビリ音は無し。

高速道路走行時の静粛性や遮音性も非常に高く、しかしタイヤがミシュラン製プライマシー4(MICHELIN PRIMACY4)ということもあり、若干のロードノイズは聞こえてくるものの、窓を全閉にして音量8~10ぐらいのメディア再生でも十分すぎるほどに聞こえるので、この点の質感の高さは評価されるべきところだと考えています。

ステアリングの挙動が大きい?

あとは「ステアリングの挙動が大きく、高速道路走行時に不安定さが目立つ」といったコメントもありましたが、これについても特に問題はなく、高速道路走行時の轍(わだち)通過時や、つなぎ目を通過するときの車体の安定性、ステアリングの挙動もほとんど感じられないため、もしかしたら個体差によるもの?とも考えたり(個体差でステアリングの挙動差が大きくなるのはちょっと気になりますが…)。

新型ヴェゼルの往路・復路の区間燃費、そして往復のトータル燃費は以下の次のページにてチェック!