フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼル(HR-V)で世界初のムーステスト!ファストバックSUV×ミシュランタイヤでの性能は如何に?【動画有】
ホンダ新型ヴェゼル(海外名:HR-V)の挙動や安定性は良好なようだ
そして実際にホンダ新型HR-Vにてムーステストを実施しているところがコチラ。
ある一定の間隔にてパイロン(カラーコーン)が設けられ、左右にスラロームするような形で走行していきます。
左右にスラロームする瞬間が、ヘラジカが飛び出してきたことを意味するわけですが、それを回避したときの挙動や安定性を評価し、しかもそのときのスピードが77km/hと設定されています(だからYouTubeチャンネル名もkm77としている)。
ちなみに今回走行しているのは、しっかりと舗装されているサーキット場ではありますが、ヘラジカに遭遇するとなると山道での走行が主になるため、一部舗装されていなかったり、道が異常に狭いということも考えられます。
そうなると今回のムーステストによって「ヘラジカの飛び出しを確実に避けられる?」と言われると難しく、あくまでも新型HR-Vの挙動と安定性がメインになるのだと思われます。
なおヘラジカを一瞬避けたからといって、もう一つの問題は「避けたあとの挙動」。
一方的にステアリングを切ってしまうと、そのまま崖もしくはガードレールに突っ込んでしまうため、更にステアリングを戻して公道(車線)上に復帰する必要があります。
こうした命に関わる評価を実施することは非常に重要で、しかも新型HR-Vの場合は「最初に77km/hでハンドルを切ってからのレスポンスは良かったが、一つだけパイロンと接触してしまった」という結果に。
他の車種と比べてみると、新型HR-VはSUVのカテゴリのなかでも優秀
その後「74km/h」に落としての評価は特に問題なくスムーズにクリアしますが、反対に「81km/h」に速度を上げると、ステアリングを切ってから車線に戻ることは難しく、アンダーステアが大きくなっています。
なお参考までにですが、同じSUV系だとマツダだMX-30 EV/CX-30は74km/hまでであればクリアし、NDロードスターだと80km/hまでクリア。
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その他フォルクスワーゲン・ゴルフは69km/hだと意外に低く、スズキ・ジムニーが68km/h、メルセデスベンツGLBクラスは75km/h、そしてトヨタGRスープラは77km/hまでクリアとなっていますが、こうしてみると「重心位置が高そうに思えるSUVも十分な性能持っている」ことが確認できるかと思います。
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【Honda HR-V (2022) – Maniobra de esquiva #esquiva77 (moose test) | km77.com】
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Reference:CARSCOOPS