フェラーリを激怒させ訴訟問題にまで発展したマンソリーが、新型ローマをベースにしたカーボンボディキットを世界初公開!これならフェラーリも許してくれそう?
フェラーリモデルをベースにしたカスタムモデルが登場したということは、既にフェラーリと和解した可能性も?
ドイツの老舗チューナーでお馴染みマンソリーが、フェラーリ新型ローマ(Ferrari New Roma)をベースにした過激カスタムモデルを世界初公開しました。
マンソリーといえば、2016年3月にフェラーリ488GTBをベースにしたカスタムモデル・4XXシラクーサ(Mansory Ferrari 4XX Siracusa)を発表し大きな話題となりましたが、このカスタムモデルに対してフェラーリが「我が社の財産であるFXX Kのデザインをコピーして不当に販売している」と激怒。
これにより、フェラーリはドイツBundesgerichtshof裁判所にて、マンソリーデザイン&ホールディングGMbH(Mansory Design&HoldingGmbH)とWHを「未登録の意匠に対する権利を侵害した」として提訴 → 勝訴したわけですが、そこからフェラーリとマンソリーとの関係性・信頼が回復したのかは不明。
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しかしながら、今回マンソリーが新型ローマをベースにしたオリジナルカスタムモデルを公開したということは、もしかするとフェラーリとは和解したのかもしれません。
ポルトフィーノや812コンペティツィオーネをミックスしたような過激な新型ローマ
こちらが今回、マンソリーが公開した新型ローマをベースにした過激カスタムモデル。
都会的で落ち着いた雰囲気が印象的なローマが、マンソリーカスタムによって一気にカーボンマシマシでエクストリームに変化し、更にボディ同色グリルからワイドな大口グリルに変化したことで、ポルトフィーノ(Portofino)のような顔つきに(ボディキットとして装着)。
なおマンソリー曰く、今回は内外装デザインの大幅アップデートに加え、エンジン出力も大幅に向上させているとのこと。
まずはフロントマスクから見ていきましょう。
フロントグリル用の新デザインのメッシュパターンを採用し、フィンレットに囲まれたエアインテーク、よりアグレッシブでオーバースタイルのフロントバンパーを装着することでローマの面影を残しつつも一目でスーパーカーと分かるデザインに。
更にフロントフードもマンソリーオリジナルへと移植され、812コンペティツィオーネ(812 Competizione)からインスピレーションを受けたネイキッドカーボンパーツを採用しています。
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エッジを効かせた攻撃力の高そうなサイドビューだ
サイドビューはこんな感じ。
真横から見た時のフロントスプリッターの張り出し、カーボンブラックアクセントによるエアインテークでエッジを効かせたデザインは、スタンダードなローマでは得られないようなアグレッシブさ。
ドアサイド周りを見ていくと、カーボンファイバ製フェイクサイドシルや空力ミラーキャップ、そしてフロント21インチ/リヤ22インチの前後異径となるグロスブラックペイント処理の鍛造アルミホイールを装着。
サイドミラーキャップはフルーカーボンではなさそうだ
この大きく張り出したリヤフェンダーとカーボンファイバ製サイドミラーキャップとの組み合わせもグッド。
ただステー部分を見ていくと、この辺りはカーボンではなくシンプルなグロスブラックパネルのようですね。
マンソリーカスタムの新型ローマはリヤビューもかなり過激!内装もかなり凝ってるが一体いくらなんだ?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!