これは欲しい!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックセダンRS e:HEVがタイ市場向けとして発表へ!敢えてセンターシフトも残し、エコ&スポーティセダンに
この仕様で日本市場にも導入したら注目を浴びそうだが…
2022年3月24日、欧州ホンダがフルモデルチェンジ版・新型シビックハッチバック(Honda New Civic Hatchback)をベースにした、ハイブリッド版の新型シビックe:HEVを突如として発表し話題となりました。
てっきり北米市場などにて販売されている新型シビックセダンにはe:HEVが追加されない?と思ってもいましたが、何とタイ市場向けとして販売されている新型シビックセダンにe:HEVモデルが追加設定されることが明らかとなりました。
しかもこのe:HEVは、タイ市場にて設定されている最上位グレードRSに搭載されるとのことで、スポーティな走りを提供しながらも、モーター本来のアシスト力と低燃費な走りも提供する魅力的な一台となりそうです。
早速、タイ市場向けの新型シビックセダンRS e:HEVの内外装をチェックしていきましょう。
スポーティさとエコを両立する魅力的な新型シビックセダンRS e:HEV
こちらが今回公開された、タイ市場向けとなるホンダ新型シビックセダンRS e:HEVのエクステリアデザイン。
新型シビックハッチバックと大きく異なるポイントは、フロントアッパーグリルが無塗装ブラックのメッシュタイプではなく、水平基調のグリルパターンを採用しつつ、セダンらしい優雅さと高級感を演出するために1本のメッキガーニッシュを追加していること。
そしてRSグレード独自ともいえる”RS”バッジをフロントアッパーグリルに貼付することで、より一層の特別感が得られるわけですが、ここにハイブリッドe:HEV特有の「背景ブルーの”H”エンブレム」を貼付することで、一目で更にもう一段階上のグレードであることがわかります。
新開発2.0リッターエンジンを搭載することで、燃焼効率を41%向上
パワートレインは、欧州ホンダ同様に新開発となる排気量2.0L 直列4気筒直噴アトキンソンサイクルエンジン+デュアルモーター(バッテリーセル72個)を組み合わせたハイブリッドモデルで、システム総出力181hp/システムトルク315Nmを発揮。
なおスポーツグレードとなる新型シビックSiに比べると、最大トルクは55Nm低いものの、最高出力は+19hp高いのもユニークなところ。
新型シビックe:HEVに搭載されている2リッターエンジンは、従来の2リッターエンジンに比べて燃焼効率が41%も向上しているとのことで、これまでホンダがラインナップしてきた量産モデルで最もパフォーマンスに優れているそうです。
ちなみにトランスミッションは、基本的にe-CVTのみのラインナップとなるため、新型シビックSiのように6速MTは設定されないため、刺激的な走りや”本来の走りの楽しさ”では、新型シビックセダンRS e:HEVだと物足りなく感じるかもしれません。