フェラーリが2022年に新型車2車種を発表予定!新型プロサングエはVIPオーナー優先での販売…新型296GTSは2022年4月19日に世界初公開へ

新型プロサングエはフェラーリにとっても新しい挑戦になりそう

2022年4月、フェラーリの株主総会にてベネデット・ビーニャCEOが「我が社から2022年内に新型車2車種を発表することを計画している」と正式に発表。

1つ目のモデルは、フェラーリ初のV型6気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)モデル・新型296GTBのオープン版となる新型296GTSで、発表時期としては2022年4月19日を予定。

そしてもう一つが、2022年内に新世代FUV(Ferrari Utility Vehicle)の新型プロサングエ(New Purosangue)が発表される予定ですが、ベネデット・ビーニャ氏によれば「今後数か月以内」にデビューするとのこと。


新型プロサングエはノンハイブリッドとプラグインハイブリッドの2種類が登場する可能性も?

なおフェラーリの新型車2車種に関しては、具体的な説明は避けているものの「顧客の期待を超える」とコメントを残していて、2022年までに15台の新車を発売するというフェラーリのプランニングを締めくくる重要な一台となっています(プロサングエも相当なサプライズが期待できる)。

そして次の事業計画は、2022年6月に発表される予定で、ハイブリッド(HEV)とEVを中心にラインナップ予定とのことですが、おそらく新型プロサングエが「ノンハイブリッドとハイブリッドの何れかを選択できる唯一のモデル」になる可能性があります。

っというのも、本来フェラーリのハイブリッド/プラグインハイブリッドモデルは、これまでスパイショットされてきた開発車両にもある通り、感電リスクがあることを注意する警告ステッカーを貼付するのですが、新型プロサングエにはそのステッカーがありません。

新型プロサングエは中国市場をターゲットにしたV12モデルになる?

したがって、新型プロサングエにはこれまでの噂通り大排気量のV型12気筒自然吸気エンジンを搭載する可能性が高く、主に中国市場をターゲットとした一台となることが予想されています。

またこの他にも、プラグインハイブリッドグレードも展開する?との情報があるそうで、この点は排ガス規制や騒音規制といったユーロ7(EURO7)に準拠するためと予想。

いつものフェラーリらしく、新規顧客への販売は避け、まずはVIP顧客を中心に販売していくようだ

価格帯も日本円で5,000万円付近になると言われていますが、残念ながら新型プロサングエは新規顧客に対して販売する予定は無く、まずはVIP顧客を優先して販売していく予定とのことで、この辺りはフェラーリらしいブランドに則した特別な対応だと考えています(既に新規顧客でプロサングエを検討していた方が、フェラーリディーラーに訪問したところ”即断られた”との話も)。

なお新型プロサングエは、フェラーリ初のクロスオーバー/SUVではなく、あくまでもフェラーリの全く新しいGTシリーズ&高級高性能車両を意味しているそうで、GTC4ルッソ/FFよりもハイパフォーマンスな4ドアGTという立ち位置になると言われています。

遂に新型プロサングエのフロント・リヤウィンカーの点滅位置も明らかに?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!