フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンSUVは2023年発売との噂。グレードはHV/PHEV/ピュアEVの3種類…2022年5月デビューの話はどうなった?

新型クラウンSUVは、日本市場だけでなく北米や中国にも輸出するグローバルモデルに?

以前より大きな話題となっているフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown)。

海外カーメディアThe DriveDriven Districtの完全リークにより、北米トヨタ(ニューヨーク)のロードマップ&スケジュール資料がSNSやYouTubeなどを中心に拡散され、2022年10月に新型クラウン/GRカローラ(New GR Corolla)が発売されるとの情報が展開されていますが、今回新型クラウンに関する新たな噂が浮上しています。

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海外メディア・ロイターの報道によると、2023年に日本市場では新型クラウンの派生車種が販売される予定で、その派生車種というのがブランド拡大を目的に、4ドアセダンをベースにハイサイドビークル化したSUVチックなモデルとして展開されるとのこと。

しかもこのクラウンSUVは、日本市場での販売に留まらず、中国や北米市場にも輸出する計画があるそうで、今後のグローバル化が期待されているそうです。


パワートレインは大きく3種類がラインナップされる?

via:Spyder7

最も気になるのは、新型クラウン/クラウンSUVにどのようなパワートレインが採用されるか、ということ。

ロイターのレポートによれば、有力な関係筋からの情報ではハイブリッド(HEV)/プラグインハイブリッド(PHEV)/ピュアEVの3種類がラインナップされる予定で、ノンハイブリッドのガソリンタイプの設定は無し。

まず日本市場では、ハイブリッドとプラグインハイブリッドの2種類が展開され、しかしプラグインハイブリッドは日本市場に留まる可能性が高いとのこと。

従って、北米市場や中国市場ではハイブリッドとピュアEVの2種類に限定される可能性があるとのことですが、どうやらピュアEVに関しては更に遅れて2024年に導入される可能性が高いそうです。

北米市場だと新型ランドクルーザー300の代替的な立ち位置に?

via:Spyder7

そしてグローバルモデルとして展開される予定の新型クラウンSUVですが、ロイターの報道によれば「上位ブランドのSUV」に位置するそうで、フルサイズSUVの新型セコイア(New Sequoia)よりも高額になることから、おそらくは北米市場で販売されていない新型ランドクルーザー300(New Land Cruiser 300)の代替的な存在なのかもしれません。

同じSUVでも、オンロード/オフロードとでは全く方向性が異なり、サイズ感や室内空間の居住性なども全く別物ですから、ロイターが報道する「新型ランクル300の代替的な存在」の意図は少しわかりにくいものの、「価格帯が上位クラス」という意味合いなのかもしれません。

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めずらしく新型クラウンの情報はトヨタディーラーにも全く入っていない

ちなみに新型クラウンは、2022年4月時点で220系の販売・受注をストップしており、同月下旬に生産を終了予定。

そして2022年5月に次期クラウンの生産・発表に向けて準備が着々と進められているとの事前情報がありましたが、今のところトヨタディーラーにも次期クラウンに関する概要資料などの配信は無し。

しかもセダンタイプが販売されるのか、派生車種のクラウンSUVが先に発売されるのかも明確になっていませんが、一部の情報によれば「先にクーペチックな4ドアセダンが発売」されて、その1年後に「クラウンSUVが発売」されるとのこと。

情報がまだまだ不明確なところも多く、最近ではSNSやYouTubeでの情報リークも非常に多いため、ある意味新型クラウンの情報規制はかなり厳しくなっているのだと考えられますが、2022年5月に生産がスタートするのであれば、ゴールデンウィーク明けには何かしらの情報が展開されることに期待したいところ。

2022年は新型クラウンだけでなく次期シエンタも発売予定!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!