フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーのDA不具合をアップデートしてみた。操作自体は簡単だが、アップデートに15分以上時間がかかるようだ

トヨタ新型ヴォクシーやレクサス新型NXに関するディスプレイオーディオの改善対策の案内がようやく届いた!

前回のブログにて、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)やレクサス新型NX/新型LX600含む7車種・計31,534台に、ディスプレイオーディオ(DA)関連の不具合が生じたとして国土交通省に改善対策を届け出していたことをお伝えしました。

私が所有する新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)と、レクサス新型NX350h F SPORT(2WD)の2車種が不具合の対象に含まれていて、つまりは新世代コネクティッドナビを搭載するモデル全てが該当するということになります。

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今回の改善対策は、リコールと異なって「走行中に事故をもたらす危険性がある」ものではなく、優先度的には「リコール>改善対策>サービスキャンペーン」という立ち位置となっています。

そして今回、ようやく新型ヴォクシー/新型NXの改善対策に関する案内が届いたので、早速その中身を見ていきたいと思います。


今回の改善対策は、自身でも操作(アップデート/ダウンロード)可能

今回のディスプレイオーディオの不具合は、「走行中でもTVキャンセラーをONにしなくともテレビが見れてしまう」という不具合のため、ディスプレイオーディオのプログラムをアップデートする必要があります。

これまでのトヨタのナビゲーションシステムでしたら、わざわざディーラーに持ち込んで専用USBを差し込んだりすることでアップデートする必要がありましたが、新世代コネクティッドナビでは、テスラのようにOTA(Over The Air)を活用することで”自身でアップデート”できる仕組みになっています。

改善対策の内容はこうなっている

ちなみにこちらが、不具合に対する改善対策資料。

基本的には所有者の操作によるアップデートにて対応可能なのですが、中には「操作が難しい」という理由から、ディーラーに預けて捜査依頼される方も多いとのこと(操作資料を読むこと自体に拒否反応を示す方も多いとのことで、ディーラーもそういったことを想定して対応しているそうです)。

資料に記載されている不具合内容や所要時間などは以下の通り。

【内容】
ディスプレイオーディオにおいて、制御プログラムが不適切なため、シフトレバー操作時もしくは発進時に画面表示が正しく切り変わらない場合があります。

そのため、走行開始後も意図せず動画が表示されたままとなる恐れがあります。


[作業内容]
ディスプレイオーディオの制御プログラムを対策仕様に修正します。

・お手数をおかけして申し訳ございませんが次項の操作容量書に基づき、お車のナビゲーション画面にて、プログラムの更新をお願いいたします。


≪所要時間≫

ソフトウェアの更新に、約15分に要します。

ソフトウェア更新中も、そのままお車を運転していただけます。

・イグニッションOFFで一旦更新は止まりますが、次回イグニッションON時に続きから更新が再開します。

・更新の際に新たに通信料が発生することはございません。

実際にディスプレイオーディオにて操作・インストールする流れは、以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!