【日本限定240台のみ】日産の新型フェアレディZ Proto Specが当選すると誓約書へのサインや条件あり?「半年間は転売や輸出禁止」「製造過程のアルバムをオプションで購入可能」

2022-08-11

標準グレード・特別仕様車共に輸出・転売禁止が記載された誓約書にサインを求められる

2022年4月25日に発表/同年7月発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)。

日本限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specの抽選結果も2022年4月18日に明らかとなり、私も応募しましたが(応募者数1万人を超えていたとのことで)見事に「落選」でした。

なお特別仕様車Proto Specが当選すると、商談前に誓約書(同意書)にサインを求められることになりますが、この点は標準グレード(ベースグレード/version S/version T/version ST)と変わらないものの、Proto Specならではのちょっとしたユニークなオプションや条件等も存在するようです。


特別仕様車Proto Specの誓約書(同意書)の中身はこうなっている

早速、日本抽選限定240台のみ販売された特別仕様車フェアレディZ Proto Specの誓約書内容などをチェックしていきましょう。

①:注文書に基づいて注文した車両についての仕様やデザイン、納期、販売価格、税制(自動車税/自動車重量税/自動車取得税/消費税等)は、現時点のものであることを理解したうえで注文する

②:どのような理由であれば、本車両の供給が遅れ、これによって販売会社が車両を供給することが不可能となり、注文書にかかる注文がキャンセルされる可能性があることに同意する

③:前項の場合、本車両の後継モデルとなる車両の購入を引き続き希望する場合、当該車両に関する注文書の取り交わしが改めて必要になることを承諾する

④:転売・輸出することを目的に購入しないこと

⑤:車両登録してから半年以内に転売しないこと

⑥:転売・輸出に関する違反を行った場合、もしくはその恐れが有る場合は、注文をキャンセルすること、または日産販売の車両全ての今後の取引(サービスメンテナンス含む)を断られる可能性があることを理解する(つまりは出禁になる)

文章は一部修正していますが、内容は全く同じで基本的には標準グレードと変わらず。

新型フェアレディZの「後継モデル」も気になるが…

こうしてみると、③の「後継モデル」に関する内容を記載している辺り、仮に新型フェアレディZ(Z34)の製造が困難で不可能となった場合、後に登場するであろうEVもしくはピュアEVの2ドアスポーツクーペが後継モデルとして登場する?ということを匂わす内容ではありますが、この後継モデルも「いつ登場するのか?」は全くもって不明です。

2ページ目:Proto Specを購入する上でのちょっとした条件や特殊なオプションとは?