ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZを購入する際は「誓約書(同意書)」へのサインを求められる?残価率も何%かチェックしていこう
新型フェアレディZを購入する際は、販売店によって誓約書にサインを求められる可能性があるようだ
いよいよ2022年4月25日に発表/同年7月に発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)ですが、いよいよ同年4月21日より見積もり作成が可能になっています。
一部販売店によっては「4月25日から解禁」というところもありますが、やはり今回の新型フェアレディZはかなり入手が難しい一台になっているようです。
新型フェアレディZの購入を検討されている方は、参考程度に一度チェックしてい頂けますと幸いです。
なお新型フェアレディZに関する見積もりについては、既に以下の関連記事にて公開済みですので、こちらも参考にしていただけますと幸いです。
(2022年)新型GT-R R35 T-Specの転売なども影響している?
2022年4月21日の見積もり解禁にあわせて、今回日産メーカーから(全ての?)ディーラーに向けて誓約書(同意書)のフォーマットを配信している可能性があるとのことですが、その理由としては2021年に発表・発売された新型GT-R R35 T-SpecやNISMO Special Editionなどのように、輸出・転売される危険性があるから、とのこと。
あくまでも日産ディーラーからお聞きした情報ですので、もしかしたら誓約書に「転売しない、輸出しない」旨のサインを求める理由が異なるかもしれませんが、これも販売店によって「誓約書にサインを求める」ところもあれば、「サインを求めない」ところもあるかもしれないので、一度最寄りの日産ディーラーにて確認していただくことをおススメ致します。
誓約書(同意書)の一部内容はこうなっている
ちなみに私がお世話になっている日産ディーラーでは、以下のような誓約が記載されています。
◇輸出することを目的とした購入でないこと
◇車両登録から半年以内に転売しないこと
◇上記2点に違反した場合、またはその恐れがあると販売会社が判断した場合は、販売会社が本件注文書にかかる注文を理由に関係なくキャンセルする。そして日産自動車の全ての販売店から、今後の取引(サービスメンテナンス含む)を断られる恐れがある
3つ目の記載が何とも過激な内容になっていますが、おそらくトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser)/レクサス新型LX600に倣ったものなのかもしれませんし、それぐらいの思い切ったことをしないと「転売を阻止できない」と判断しての内容なのかもしれません。
誓約書が100%その効果を発揮できるとは限らない
もちろん、こういった誓約書にサインをしても転売・売却するユーザーは少なからず存在するわけで、「家庭などのやむを得ない事情で売却することとなった」という理由も出てくるでしょうから、絶対的な強制力を持っていないことを考えると、誓約書の立ち位置って結構難しいと思うんですよね。
日産も「転売」されることを望んでクルマづくりをしているわけではなく、「このクルマに乗りたい!」という人のためにクルマづくりをしているわけですから、やはりこういった強い想いを持ったユーザーのもとに納車されることを願いたい所です。