フルモデルチェンジ版・三菱の新型アウトランダーPHEVが2022年10月に初の一部改良予定!更に日産の現行エクストレイルもフルモデルチェンジに向けて一部受注停止へ
販売好調の新型アウトランダーPHEVに初の一部改良!
2021年12月に発売された三菱のフルモデルチェンジ版・新型アウトランダーPHEV(Mitsubishi New Outlander PHEV)ですが、いよいよこのモデルが初の一部改良を迎えることが明らかとなりました。
いつもお世話になっている三菱ディーラーの情報によると、一部改良モデルの発売時期としては2022年10月以降を予定していて、特に内外装デザインの変更はないものの、機能性向上に加えて利便性アップ、それに伴って価格帯も10万円以上アップするとのこと。
特に機能性向上に関しては、兄弟車となる日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail)にも繋がってくるとのことで、そのための余力残してとして”あの機能”が採用されなかった可能性も考えられそう。
早速一部改良後の新型アウトランダーPHEVに関する情報をチェックしていきましょう。
(2023年)一部改良版・新型アウトランダーPHEVの主な改良・変更内容はこうなっている
早速、一部改良版・新型アウトランダーPHEVに関する改良・変更内容をチェックしていきましょう。
概ね既出の情報かもしれないですが、2022年5月上旬時点では概要しか明らかになっていないため、おそらく同年7月以降には具体的な改良後のグレード別価格帯も含め、詳細情報が展開されるのではないかと予想されます。
【(2023年)一部改良版・新型アウトランダーPHEVの変更・改良内容一覧】
◇オートブレーキホールドのメモリー化
◇車内Wi-Fiをディーラーオプション設定
◇ボディカラーに新色追加
◇Gグレードをベースとした特別仕様車追加
◇一部改良によりGグレードは約15万円アップ/Pグレードは約16万円アップ
トヨタでも採用されていないオートブレーキホールドのメモリー化
この中で個人的に注目しているのが、オートブレーキホールドのメモリー化について。
現行の新型アウトランダーPHEVでは、オートブレーキ-ホールド機能をONにした状態で、Pレンジにシフト → シートベルトを外したり、エンジン再始動にするとOFFに切り替わるシステムになっていますが、今回の一部改良で「エンジン再始動後もオートブレーキホールドがONのまま」になります。
これは2022年7月下旬に発売予定となっている、兄弟車のフルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルe-POWERでも設定される予定で、その前の新型ノートe-POWER/新型ノートオーラ(New Note Aura)でもメモリー化が採用されているので”共通化”するための改良ということに。
なぜ最初からオートブレーキホールドのメモリー化をしなかったのか?は不明ですが、もしかすると三菱が新型エクストレイルe-POWERの立ち位置を考慮して、敢えてプログラム上設定しなかった?ということも考えられるかもしれませんね。
車内でもサブスクを楽しめるために車内Wi-Fi採用へ
続いて車内Wi-Fiの新機能追加&ディーラーオプション設定についてですが、これはシンプルにAmazon Fire TV StickやOttocastといったサブスクを使用する際に、スマホのデザインリングだと通信料が発生するため、車内Wi-Fiを採用することでスマホの通信料を軽減 → 同乗者に映画やドラマ、アニメなどを楽しんでもらうため(CD/DVDデッキ搭載車もどんどん減ってきたことも要因)。
もちろん、スマホや任天堂SwitchでのWi-Fi接続も可能ですので、道中の楽しみ方が大きく変わってくるのは嬉しいところですね。
特にこういった機能は、既にトヨタやホンダでも導入しているので、三菱だけでなく日産でも採用してくる可能性が高そうです。
早くも新型アウトランダーPHEVに特別仕様車追加!
続いては、新型アウトランダーPHEVに早くも特別仕様車が登場予定。
現時点での詳細は明らかになっていないものの、中間グレードGをベースにしたオフロード志向強めの特別仕様車とのことで、もしかしたらブラックアクセントをふんだんに使用したBlack Editionの可能性も考えられそう。
従来のGグレードよりも10万円以上高くなることは確実とのことで、これから新型アウトランダーPHEVを検討されている方は、一度近くの三菱ディーラーにてチェックしてみると有りかもしれませんね。
兄妹の日産エクストレイル(T32)も遂に一部受注停止へ…気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!