世界限定10台のみ!ブガッティ新型チェントディエチのインテリアを作るのに「16週間」かかる模様。まさに走る芸術品…これが日本人オーナーにも納車予定なのか

ワンオフカラーにペイントするだけで「5週間」もかかるブガッティだが、内装はさらに3倍以上の「16週間」もかかるようだ

ブガッティが世界限定10台のみ&車両本体価格800万ユーロ(日本円に換算して約11億円)にて販売 → 即完売したという新型チェントディエチ(Bugatti New Centodieci)。

日本国内を拠点とするTPE Ltd.(ティー・ピー・イー)さんでも、「チェントディエチの購入枠(ビルドスロット)」を約16億円にて販売するなど、既にとんでもないプレミア価値が付いている貴重な一台ですが、実はこのモデルのインテリアを作り上げるのに「16週間(約4か月)」かかることが明らかとなりました。

▽▼▽関連記事▽▼▽

以前、新型シロンスーパースポーツをワンオフカラーに塗装するだけで「5週間」かかり、そのオプション費用もフェラーリ新型ローマ(Ferrari New Roma)や日産GT-R R35 Nismoが購入できるほどとお伝えしましたが、新型チェントディエチの内装は更にハイレベルな製造ととんでもないコストが掛かっているのだと考えられます。

▽▼▽関連記事▽▼▽


「約16週間」もかかるという新型チェントディエチの内装を見ていこう

こちらが今回、ブガッティ公式が公開した新型チェントディエチの内装の一部。

チェントディエチは、ブガッティがヴェイロン(Veyron)以前に製造・販売したEB110スーパースポーツを彷彿とさせるレトロフューチャーなエクステリアデザインを持ち、更にレトロをテーマとしたインテリアも印象的。

ボディカラーも、シロン(Chiron)やEB100のイメージカラーでもあったライトブルーをベースにしていて、内装もダークブルーにすることで統一感とレトロな印象を与えています。

そしてこちらが、チェントディエチのインテリア。

運転席と助手席の間には、ブガッティのデザイン言語でもあるCラインが採用され、更に内ドアトリムにもCラインを模るなど、デザインの統一性とブガッティの象徴や歴史をリスペクトする一台に。

スポーツシートにおいても、EB110のレザートランスミッショントンネルカバーを彷彿とさせるパターンと独特のレザーを組み合わせることで、クラシカルな印象を与えています。

シート形状もタイトで、ドライバーとの一体感・フィット感を重要視した形状に仕上げられています。

なおヘッドレストは、ブガッティの創設者であるエットーレ・ブガッティ(Ettore Arco Isidoro Bugatti)のイニシャル”EB”がエンボス加工されたロゴ付き。

もちろん、オプションにてユーザーの名称や特別なロゴ、キャラクターなどに変更することも可能なので、この辺りのフレキシブル性やブガッティのオプションの幅広さは、他の自動車メーカーに無い強みだと思います。

チェントディエチに採用されるチェスボードをイメージしたエフェクトパターンには、細かい拘りや工夫が!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!