これはやり過ぎ…フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300が中古車サイト・カーセンサーにて「3,000万円」で転売中!「新車価格の約4倍」「もう誓約書は関係ない?」

あくまでもプロモーション目的だとは思うものの、「納期4年以上」を利用してここまであからさまな転売とは‥

2021年8月2日に発表・発売されて9か月以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)。

本モデル並びに上級版のレクサス新型LX600を新車購入・契約する際は、「〇〇年以内に転売・輸出しない」ために誓約書にサインが求められるシステムになっていて、最近では日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)でも、そういった同意書にサインが求められるようになっています。

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とはいえ、仮に誓約書にサインしたとしても「様々な抜け穴がある」ことを利用して、既にオークションや中古車サイトでも「新車価格の2倍以上の価格帯」にて転売されていることが殆どですが、今回はその中でも更に高額値で転売されていることが明らかとなりました。

一体どれほどの金額なのか?早速チェックしていきましょう。


中古車両本体価格は2,989万円、総支払額は3,000万円!

こちらが今回、中古車サイト・カーセンサーにて販売されている新型ランドクルーザー300。

グレードはガソリンZX(3列7人乗り)で、ボディカラーはプレシャスホワイトパール、そして内装は本革/ニュートラルベージュの中東市場向けを意識したトリプル役満コース。

これまで2,000万円台の新型ランドクルーザー300の中古車・オークション車両は何度か拝見しましたが、総支払額3,000万円に到達した個体は初めて(パキスタンに輸出されたモデルは約5,000万円でしたが…)。

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正直ここまでの価格帯になってくると、新車でのガソリンZX(730万円)が4台分、レクサス新型LX600ベースグレード&フルオプションが2台分、そしてフェラーリ新型ローマ(Ferrari New Roma)が購入できる価格帯なので、はたから見ても転売と思われても不思議ではないところ。

おそらく販売元のプロモーションの一環として、敢えてこれだけの価格帯に設定している可能性も無きにしも非ずですが、しかし新型ランクル300を納車待ちにしている方々からすると「えぇ…」と思うのが正直なところ。

おそらく新車登録・納車されて1か月も経過していない新車

販売元となる大阪府門真市を拠点とする直販専門店NEXTさんが仕入れたモデルをそのまま転売しているのか、それとも顧客が早期的に手放したモデルを転売しているのかは不明ですが(そうなるといくらで買い取ったのかも気になる)、車検有無が「2025年4月」なので、2022年4月~5月に納車されて1か月経たずして販売しているということに。

走行距離も5kmと全く走られていないため、おそらく公道では走らせていない可能性が高そうですね。

純正フルノーマルではなく、ディーラーオプションでフルモデリスタ・エアロパーツを装着

ちなみに外観をチェックしていくと、フルモデリスタ(MODELLISTA)のエアロパーツセットA(401,500円・工賃別)が装着されていることが確認でき、フロントスポイラーやフェンダーガーニッシュ、リヤスタイリングキットリヤスカート、マフラーカッターなどは装着されているものの、足もとのアルミホイールは従来の20インチを標準装備。

モデリスタ仕様になると21インチと更にアップデートされますが、純正ノーマルでも十分な存在感です。

なお画像で拝見する限りでは、トヨタ純正のメーカーオプション(ブラックルーフレール)とディーラーオプション以外は装着されておらず、いわゆる社外品のエアロパーツなどは特に無し。

内装のオプション関連は?今回のモデル以外にも既に2,000万円超えでオークション落札されている個体も?気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!