日産の新型ノートオーラに続き、今度は5ナンバーモデルの新型ノートe-POWERが2022年5月20日に受注一旦停止。ビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(RZ34)は2022年度分完売の模様

2022-07-06

日産の主要ラインナップが受注停止となるのはかなりの痛手

前回のブログにて、日産の3ナンバープレミアムコンパクトの新型ノートオーラ(Nissan New Note Aura)が受注一旦停止となったことをお伝えしましたが、今度はCMF-Bプラットフォームベース&5ナンバーコンパクトカーのフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(New Note)も受注一旦停止に。

2022年5月23日、日産ディーラーにも(メーカーより)通達が入ったそうで、5ナンバータイプの新型ノートシリーズが受注一旦停止になっているそうです(厳密には同月20日に受注停止済)。

なぜこのような事態となっているのか?新型ノートの納期はどうなっているのか?早速チェックしていきましょう。


新型ノート/ノートオーラ含め具体的な受注停止期間は不明

いつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、新型ノート/ノートオーラの受注停止期間は明確に決まっていないそうで、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足が原因となっている以上、簡単に受注を再開することは難しいのではないか?とのこと。

なお新型ノートに関しては、希望とするグレードやオプション内容によっては、日本全国の日産ディーラーにある在庫分で何とか対応できるかもしれないとのことですが(在庫車であれば納期はそこまでかからない模様)、プレミアムコンパクトカーの新型ノートオーラとなると、在庫車が少なく対応に困っている状態でした。

今後のスケジュールについても、おそらくメーカーを通して日産ディーラーに詳細が配信されるのではないかと予想されますが、2022年内にはノートオーラの一部改良も予定していますし、材料費高騰の対策として装備を一部簡素化することも考えられるかもしれません。

一部改良によるコスト対策と装備の簡素化は、既にホンダでも実施予定

既にそういったコスト対策については、ホンダの(2023年)一部改良版・新型N-ONE/フリード(Honda New FREED)にも適用される予定で、ちょっと不満に思うような改悪部分は見られるものの、高騰を避けるための策としては致し方ないところだと思います。

2ページ目:日本仕様の新型フェアレディZ(RZ34)も2022年度の受注分を完売?納期はどうなる?