(2023年)一部改良版・レクサス新型RCが2022年9月下旬に発表予定!更にRC Fも2023年1月に改良予定で電動パーキング&オートブレーキホールド標準装備ながらもTVDは廃止へ
よくよく考えてみるとRC/RC Fは2014年にデビューして一度もフルモデルチェンジしていない
レクサスの2ドアスポーツクーペでお馴染みRCと、排気量5.0L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルのRC F。
RC/RC F共に2014年にデビューし、これまでマイナーチェンジや一部改良は続けてきたものの、一度もフルモデルチェンジすることなく販売が継続されてきました。
いつもお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、RC300/RC300h/RC350をベースとした一部改良版(2023年モデル)は、2022年9月下旬に発表予定で、ハイパフォーマンスモデルRC Fをベースとした一部改良版は2023年1月頃に発表予定となっています。
既に「レクサスモデルのほぼ全てが受注一旦停止」となっていて、どのモデルも法規制対応や新世代コネクティッドナビに対応したディスプレイオーディオへのアップデートの関係で一部改良を施すため、RC/RC Fもそれを含めた商品改良が施される予定です。
具体的にどういった改良・変更内容なのかチェックしていきましょう。
(2023年)一部改良版・新型RCの改良・変更内容をチェックしていこう
まずはスタンダードモデル新型RCの一部改良・変更内容をチェックしていきましょう。
概要としては以下の通り。
①:ホイール締結方法変更(ハブボルト締結)
②:Lexus Safety Sense(レクサスセーフティセンス)のアップデート
③:センターナビゲーションの一部仕様変更
④:内装カラーの一部廃止
⑤:LEXUSロゴ等廃止
①:アルミホイールの締結方法変更(ハブボルト締結)
まずはホイールの締結方法ですが、これまでナット締結だったものが、新型IS/NX同様にハブボルト締結に変更されます。
これにより、ボルト径が太くなり、それによってボルトの締結力が強化されるのでハンドリング性能が向上することはもちろんのこと、ばね下荷重の低減にもつながるため、2ドアスポーツクーペと謳うRCには非常に魅力的なアップデートだと思います。
その分、選択できる社外ホイールやメンテナンス面では苦労すると思われますが、商品の満足度としては高いものになると予想されます。
なおホイールデザインに関しては、ビッグマイナーチェンジ版・新型ISのベースグレードやF SPORT、そしてversion Lのホイール意匠を共用する可能性があるとのことで、ホイールサイズも18インチ/19インチの2種類に限定されるものと考えられます。
②:Lexus Safety Sense(レクサスセーフティセンス)のアップデート
続いては新型RCの予防安全装備(Lexus Safety Sense)についてですが、既存機能のアップデートに留まるため、新型NXのようにプロアクティブドライビングアシスト(PDA)や降車安心アシスト(SEA)といった機能は設定されないとのこと。
具体的なアップデート内容としては以下の通り。
◇衝突被害軽減ブレーキ(二輪車と歩行者[昼夜]、右左折時の横断歩行者および対向車へと拡大)
◇レーントレースアシスト(LTA)
◇標識認識機能向上
③:センターナビゲーションの一部仕様変更
続いてインテリアですが、センターナビゲーションディスプレイのサイズは10.3インチと変わらないものの、これまでリモートタッチのみだったのが、直接タッチできる仕様も追加されるとのこと。
これにより、(2023年)一部改良版・新型ISとほぼ同じ仕様になるわけですが、どうやら新世代コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオにアップデートはされず、アニメーションや使い勝手はこれまで通りになるそうです。
既に発表された一部改良版・新型UXのディスプレイオーディオや、かなりシンプルなセンターコンソール周りについては、発売前からSNSでは不評のようで、プラスチック面積が明確に拡大されたことでチープに見えてしまったのは残念で、将来的にIS/RCにも同様の変更が入るのではないかと予想されます。