(2023年)一部改良版・レクサス新型UXが2022年5月13日に内外装デザインを先行公開!なお価格帯は同月末…センターコンソール周りはちょっと寂しいな…

2022-07-07

FMCやBMCではなく、一部改良版が先行にて発表されるのは珍しい

2022年夏頃に発売予定となっているレクサスの一部改良版・新型UX200/UX250hですが、何と先行で内外装デザインや予防安全装備に関する詳細情報が、2022年5月13日に初公開されました。

過去これまで、フルモデルチェンジ版・新型NX/LX600や、ビッグマイナーチェンジ版・新型ISといった大幅改良モデルの先行公開はありましたが、一部改良モデルでの先行公開は初めて。

価格帯に関しては、先述の通り2022年夏頃を予定していますが、今回公開された新型UXの内外装デザインをチェックしていきたいと思います。


新型UX/IS/ES共通の変更内容をおさらい

まずは、ほぼ同時期に一部改良予定となっている新型IS/ESも含めての共通変更内容をチェックしていきましょう。

【(2023年)新型UX/IS/ESの共通変更内容】

◇”L”マークエンブレムの背景が全てブラックに統一(ハイブリッドモデルのブルー背景もブラックに変更)

◇サイドスカートの”HYBRID”のレタリングバッジも廃止(ハイブリッドモデル限定で、新型NXでは採用済み)

◇リヤテールゲートの左下にある”LEXUS”バッジ廃止

◇四輪駆動(AWD)モデルの場合は”AWD”バッジを貼付

◇リヤ”L”マークエンブレムは継続

共通変更については何度かご紹介してきましたが、改めてこうして画像で見てみると、”LEXUS”のバッジも無く、”L”マークエンブレムの背景もブラックに統一されたのを見ると、一部改良とはいえ新世代に向けて統一化するところはレクサスの強いこだわりが感じられますね。

剛性向上やタイヤ性能アップはマイナーチェンジレベル

ちなみに今回の一部改良では、サイドドアやバックドア周辺のボディ開口部のスポット溶接打点を計20点追加することでボディ剛性を向上しているため、その改良内容はマイナーチェンジレベル。

この他にも、18インチランフラットタイヤを新規開発し、トレッドパターン等を工夫することでロードノイズを低減・静粛性を向上しているとのこと。

F SPORTグレードをより特別なものに

続いてF SPORTモデルに関しては、「F SPORT/version Lのみメーカーオプション」としてラインナップされている高応答リニアソレノイド式の「NAVI・AI-AVS」ですが、F SPORTのみ標準装備されます。

一方でversion Lではメーカーオプションから完全廃止となるため、この辺りの差別化はかなり大きいと思います。

※NAVI・AI-AVSは、直進走行時は減衰力を低めに制御して乗り心地を確保し、コーナーやレーンチェンジでは減衰力を高めに制御することで、ロールの少ない安定したコーナリングを実現する機能

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