ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZの勢いが凄い!日本市場では2022年度分が完売するだけでなく、オーストラリアでもProto Specが即完売

2022-07-06

なおオーストラリア市場では2022年半ばよりデリバリースタートのようだ

2022年4月25日に日本仕様のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)が発表され、同年夏頃に発売予定となっていますが、日本限定240台のみ販売の特別仕様車Proto Specは、応募総数1万件に達した後即完売しました。

そして、標準グレード(ベースグレード/version T/version S/version ST)も2022年度分が即完売し、2023年度分の販売が継続されるかもわからない状態となっていますが、一方でオーストラリア市場では、特別仕様車となるProto Specが発表後即完売されたことが明らかとなりました。

オーストラリア市場向けの個体も、既にグレード別価格帯が判明し、2022年半ばよりデリバリースタート予定であることが明確になっていますが、まさか発表直後にProto Specが即完売とは…国内外問わず新型フェアレディZの人気が非常に高いことが伺えますね。


オーストラリア市場向けProto Specが完売したことを明らかにしたのは日産公式プレスリリース

ちなみに今回「オーストラリア市場向け特別仕様車Proto Specが完売した」と発表したのは、国内カーメディアでも地元メディアでもなく、日産公式プレスリリース。

「新車が完売した」と、公式プレスリリースにて発表することも中々に珍しいとは思いますが、それだけオーストラリア日産も新型フェアレディZは特別な存在だと考えているのかもしれません。

なおProto Specに関しては、北米市場向けも240台のみ、日本市場向けも240台のみ販売されたことが明らかとなっていますが、オーストラリア市場向けに関しては「240台」の記載がないため、具体的にどれだけ売れたのかは不明。

おそらくオーストラリア市場向けも240台限定ではないかと推測しますが、標準グレード含め価格帯は以下の通り(2グレードのみ)で中々に高額。

◇標準グレード・クーペ:80,092オーストラリアドル(日本円に換算して約737万円)

◇特別グレードProto Spec:87,862オーストラリアドル(日本円に換算して約809万円)

日本市場向けでも6,966,300円(10%税込み)と中々の価格設定でしたが、オーストラリアだと輸出・関税などの絡みもあって日本円換算にして800万円超えに。

それでも即完売するということは、「たとえ800万円超えであっても欲しい」と思える人が多く、新型フェアレディZを待ち望んでいた方が多かったということなのでしょうね。

2ページ目:日本市場向け新型フェアレディZのデリバリーはいつ?納車後はどのようなカスタムを検討する?