(2023年)フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンのグレード別主要装備をチェック!なお車名は「クラウンセダンプラス」になるようだ

2022-07-06

これで新型クラウンの主要装備内容は概ね把握できそうだ

2022年7月15日に発表予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)ですが、これまで当ブログでは、同車に関するエクステリアデザインや特徴的な装備内容などをご紹介してきました。

なお新型クラウンでは、これまでラインナップされてきた4ドアセダンのみではなく、「カローラ群」のように様々なボディスタイルを提供する「クラウン群」として、今後数年間に渡ってセダン以外のモデルが登場予定となっています。

具体的には、第一弾として登場するセダンプラスから始まり、SUVやステーションワゴン、ハッチバック(プリウスのようなボディスタイル)の4種類を予定していますが、今のところハイパフォーマンスグレードのGR-SPORTが登場する予定は無く、しかしピュアEVモデルが将来的に登場予定とのこと。

そして今回は、新型クラウンセダンプラスのグレード別主要装備をまとめてチェックしていきたいと思います。


新型クラウンセダンプラス(235系)のグレード構成をおさらいしていこう

via:撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

まずはおさらいも兼ねて、新型クラウンのグレード構成をチェックしていきましょう。

大きくは4種類のグレードに展開され、全グレード四輪駆動(E-Four)&ハイブリッドモデルに限定されます。

【(2023年)新型230系クラウン・4ドアクーペのグレード構成一覧】

◇BASE[E-Fourのみ]

◇HI[E-Fourのみ]

◇HI Leather Package[E-Fourのみ]

◇RS[E-Four Advancedのみ]

最上位グレードがRSなのは先代220系と変わらずですが、BASE/HI/HI Leather Packageは排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーターのハイブリッド、そしてRSグレードのみ、レクサス新型RX500h F SPORT Performanceと同じ排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドが採用されます。

新型クラウンRSの加速性能はちょっと微妙?

ちなみにトヨタディーラーでも確認できますが、新型クラウンRSの場合、先代220系クラウンRSのV6ハイブリッドに匹敵するパフォーマンスを持つと言われているものの、0-100km/hの加速競争においては、確かに新型クラウンRSのターボ特有の力強い加速力で頭一つ飛びぬけるものの、ゴールに近づくにつれて先代220系クラウンRSの加速の伸びにより追いついてしまい、結果的に「ほぼ同着」という微妙なプロモーション動画?が公開されています。

新型クラウンセダンプラスのグレード別主要装備(BASE)

via:撮影:三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY

それでは早速、ここから新型クラウンセダンプラスのグレード別主要装備をチェックしていきましょう。

エントリーグレードとなるBASEの主要装備は以下の通り。

【(2023年)新型クラウンのBASEグレードの主要装備一覧】

◇排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+電気モーター
・システム出力:186ps/6,000rpm
・システムトルク:221Nm/3,600rpm~5,200rpm
・フロントモーター出力:119.7ps
・フロントモータートルク:202Nm
・リヤモーター出力:54.4ps
・リヤモータートルク:121Nm
・レギュラーガソリン

◇四輪駆動(E-Four)システム

◇Toyota Safety Sense
・プリクラッシュセーフティ(自動車[昼夜]・自転車運転者[昼夜]・自動二輪車[昼]・検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー&カメラ方式)
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・レーンディパーチャーアラート[LDA]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
・オートマチックハイビーム[AHB]
・ロードサインアシスト[RSA]
・ドライバー異常時対応システム
・プロアクティブドライビングアシスト[PDA]
・発進遅れ告知機能[TMN]

◇225/55R19インチタイヤ&19×7Jアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)&センターオーナメント

◇グリルシャッター

◇リヤ車名エンブレム(クロームアクセント)

◇サイドガーニッシュ(ブラック塗装)

◇ドライブモードセレクター(SPORT/NROMAL/ECO)

◇EVドライブモード

◇VDM[EBD付 ABS & VSC & TRC & EPS]

◇DRS

◇パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)

◇Bi-Beam LEDヘッドランプ

◇LEDクリアランスランプ(センターランプ点灯機能&おむかえ照明機能

◇LEDデイライト(センターランプ点灯機能付き)

◇LEDフロントターンランプ)

◇LEDサイドターンランプ付きオート電動格納式リモコンカラードドアミラー(ヒーター・補助確認装置付き/運転席側ワイドビュー)

◇防眩インナーミラー

◇ウォッシャー連動時間調整式間欠ワイパー(車速感応式)

◇本革巻き3本スポークステアリングホイール

◇マニュアルチルト&テレスコピックステアリング

◇エレクトロシフトマチック

◇シフトポジションインジケーター

◇スマートエントリー&スタートシステム(フロントドア&ラゲージドア/スマートキー2個)

◇ファブリック&合成皮革シート表皮

◇運転席6wayマニュアルシート&助手席4wayマニュアルシート

◇ディスプレイオーディオレス

◇6スピーカー 等

以上がBASEグレードの主要装備内容となりますが。

トヨタのフラッグシップモデルといえども、やはりシート表皮は本革ではなくファブリック&合成皮革のコンビシートが採用され、シート調整は手動(マニュアル)なのはちょっと残念。

ディスプレイオーディオレスというのもちょっと驚きではありますが、メーカーオプションにて12.3インチの新世代コネクティッドナビ対応となるディスプレイオーディオの設定が可能になります。

なお新型クラウンでは、CD/DVDデッキが非搭載になり、その代わりとしてHDMI端子がディーラーオプションとしてラインナップ予定とのこと。

2ページ目:HI/HI Leather Package/RSの主要装備や注目ポイント