被害総額は数億円?大雨による大洪水でフェラーリ新型ローマ/SF90ストラダーレ、ロールスロイス・カリナン、シボレー・コルベットなどが全て水没【動画有】
こういった自然災害により、エキゾチックコレクターの車が被害に遭うことは避けられない
2022年6月初めにアメリカ・フロリダ州のマイアミ地域にて発生した大雨による大洪水。
公道では全く身動きが取れず、下半身が浸かるほど水没した状態でしたが、こうした自然災害でやはり出てきたのがスーパーカーガレージの水害。
海外のインスタグラマー@florida_corvette_owners氏によって公開された今回の動画ですが、オーナーが長年時間とお金をかけて集めてきたスーパーカーたちが一瞬にして水没 → 廃車となってしまったそうです。
一体どのようなスーパーカー達が並べられていたのか?早速チェックしていきましょう。
被害総額は数億円…なかには納車されて1週間も経過していない新車も
こちらが今回、マイアミのスーパーカーコレクターによって集められた高額車両たち。
@florida_corvette_owners氏によると、被害総額は数億円にものぼるそうで、なかには納車されて僅か1週間で廃車になったモデルもあるようです。
上の画像を拝見する限りだと、シボレー・コルベットC7(Chevrolet Corvette C7)やフェラーリ新型ローマ(Ferrari New Roma)/360モデナスパイダー(360 Modena Spyder)が確認できます。
反対側はこんな感じ。
SUVモデルのロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)やメルセデスAMG GTシリーズの姿も…
もう少し近くで見てみると、1週間前に納車されたばかりというフェラーリSF90ストラダーレ(SF90 Stradale)の姿も…
一番奥には488ピスタらしき姿も確認できますね。
過去に日本でも台風&高潮による被害で51台ものフェラーリモデルが廃車に
ちなみにこういった水害によるスーパーカー/ラグジュアリーカーが被害を受けた例は珍しくなく、日本でも2018年8月28日に発生した台風21号の影響で、大阪湾周辺では記録的な高潮も発生し、関西国際空港をはじめ多くの場所が冠水しました。
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これにより、兵庫県神戸市にあるフェラーリ正規ディーラーにて保管されていた51台ものフェラーリモデルたちが海水に浸かって全損に。
そして海水に浸かってしまった場合だと、海水に含まれる塩の影響でCPUや内装の本革が全て使い物にならなくなり、更には「臭い」も全くとれなくなってしまうのも事実(外装は洗えても内装を洗うのは難しい)。
今回のマイアミの例でいえば、高潮による被害ではないにしても、廃車となった事実は変わらず、このあとの保険対応も非常に大変なのではないかと思います。
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マイアミの洪水被害で何かと注目された新型コルベットC8の潜水シーン
そして、今回のマイアミにて発生した大雨による洪水被害で、とある車両が潜水艦のように進んでいく動画が注目されています。
アメリカでも大人気のシボレー新型コルベットC8(Chevrolet New Corvette C8)ですが、大洪水でほとんどの車両が全く身動きがとれないにも関わらず、低い車高でありながらも潜水艦のように走っていく姿が目撃されています。
以下の動画でも確認できますが、恐らく車内にも大量の水が入り込んでいるのではないかと予想され、しかし何の躊躇もなく走り去っていく姿がシュールでありユニーク。
まるで映画「007~私を愛したスパイ~」に登場するロータス・エスプリの上陸シーンにも似ていますが、豪快なアメリカだからこそ見られるシーンなのかもしれません。
【C8 Corvette Dives Through Miami Flood Water Without Any Issues】