まさにスバル・インプレッサ22B STiの最新レストモッド版!世界限定25台のみとなるプロドライブ新型P25が世界初公開。カーボンボディ採用で車体重量は1,200kg未満に

2022-07-06

日本でも約8,850万円にて販売されるプロドライブ新型P25が遂に世界初公開!

イギリスのレーシングチーム・プロドライブが、日本限定400台(海外市場向けも含めると424台)のみ販売されたスバル・インプレッサ22B STi(Subaru Impreza 22B STi)をモチーフにしたレストモッド版・新型P25を2022年6月21日に世界初公開しました。

2022年5月に突如としてティーザー画像が公開され、スバルのロードゴーイングモデルのなかで最も高価且つハイパフォーマンスな一台となることが期待されているP25ですが、見た目はまさに当時の22B STiを彷彿とさせるような仕上がりで、懐かしさを感じさせながらもエンジンスペックや車体重量バランスを上手く考えた一台に仕上げられています。

早速、新型P25についてチェックしていきましょう。


フルカーボンボディで車体重量はインプレッサ22B STiよりも70kg以上軽量化!

こちらが今回公開されたプロドライブ新型P25のエクステリア。

ベースとなるモデルは、2ドアスポーツクーペタイプのスバル・インプレッサ22Bで、ボディパネル全てにカーボンコンポジットを活用することにより、車体重量も1,200kg未満を実現。

日本限定400台のみとなるインプレッサ22B STiで1,270kgでしたから、それよりも更に70kg以上軽量化に成功していることに。

トランク上部には、大きなWRCリヤウィングが装着され、ダウンフォース力向上と走行バランスを強化。

リヤビューは非常にシンプル。

水平基調のベルトラインが印象的で、リヤテールランプも当時のデザイン言語を導入していますが、LEDが採用されているかは不明(見た感じ豆球ではなさそうですが…)。

なお画像では確認できませんが、プロドライブのプレスリリースによると、内部のドアカードにもカーボンを多用し、更にオプションにて軽量スポーツシートを採用するなどで、更なる軽量化を実現できるそうです。

4気筒ターボチャージャー付で最高出力400馬力!

パワートレインは、排気量2.5L 水平対向4気筒ターボエンジン+可変カムタイミング+アンチラグ付きギャレットモータースポーツターボ+アクティブサイレンサーバイパスを備えたアクラポビッチレーシングエキゾーストを搭載することで、最高出力400hp/最大トルク600Nmを発揮し、トランスミッションはパドルシフター付き6速シーケンシャルギアボックスを搭載。

インプレッサ/WRX STIの定番ともいうべき6速MTについては、残念ながら今回のP25では採用されませんが、それ以上にパワーウェイトレシオ比3.0未満を実現できるほどのトータルパフォーマンスを持ち合わせているのも凄いところ。

駆動方式はもちろん四輪駆動(AWD)のみをラインナップし、プロドライブが実際にWRCにて採用しているローンチコントロールシステムを採用することで、0-100km/hの加速時間は3.5秒を実現しています。

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