【また買いたいと思える車】FMC後初のマイナーチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルの購入を早くも検討してみる。期待したい装備内容なども見ていこう

2022-07-06

新型ヴェゼルは、今でも街中で見かけると「おっ!」と思える存在感がある

2021年4月に初のフルモデルチェンジ版として発表・発売されたホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)。

私も以前、ヴェゼルe:HEV Z(4WD)を約1年ほど所有していましたが、約1年という短い期間の中で走行距離12,000km以上走らせ、我が家で春夏秋冬もっとも活躍した車だったと言えます。

既に手放して3か月近くが経過していますが、改めて思うのは「本当に良い車だったなぁ」ということ。

充実した装備内容やパッケージング、デザイン、燃費、走りなど、一つ一つがBセグメントSUVでは群を抜いて優れたモデルだと考えていますが、そんな新型ヴェゼルが初のマイナーチェンジを迎えるタイミングで、再度購入を検討してみたいと思っています。


マイナーチェンジの時期は不明だが、早くとも2023年~2024年頃になりそうだ

2021年4月に発売されて1年以上が経過しているヴェゼルですが、2022年7月時点で初の一部改良に関する情報はなく、しかも2022年秋頃にデビュー予定と噂されていたハイパフォーマンスグレードのModulo X(モデューロX)が、昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足、そしてヴェゼルの長納期問題により「発売時期が延期する恐れがある」といった情報も入ってきています。

現時点で、具体的にいつぐらいに発売されるのか?までは明確になっていないものの、ヴェゼルe:HEV Zの納期が約1年とまだまだ先になるため、もしかすると2023年の春以降じゃないと発売は難しいかもしれませんね。

そして年次改良版に関しても、これだけ長納期化が続いていて、且つe:HEV PLaY以外のガソリンG/e:HEV X/e:HEV Zの受注を引き続き継続していることを考えると、「年次改良が無くとも十分売れる」と見込んで、敢えて早期的な受注ストップは避けているのかもしれません。

新型ヴェゼルのパッケージングとグレード別の差別化がわかりやすいモデル

先述にも挙げましたが、新型ヴェゼルはパッケージングが充実していて、LEDヘッドライトやリヤコンビランプのメーカーオプションは存在せず、足もとのホイールサイズもグレードによって16インチ/18インチに差別化、フロント・リヤフェンダーのアーチモールも無塗装ブラックやグロスブラックなど、一目でわかるようなアクセントと差別化が施されているのも魅力の一つ。

あとは下位グレードであっても、決してチープに見せないデザイン性と使用するパーツのバランスの高さは特筆すべきものがあり、競合モデルのトヨタ・ヤリスクロスやマツダCX-30のエントリーグレードにも大きく差を付けているところだと思います。

運転席周りに関しても、7インチのTFTマルチカラー液晶ディスプレイとアナログメーターとのレイアウトバランス、本革巻きステアリングホイールとピアノブラック調オーナメントパネルの組み合わせ方など、一つ一つが丁寧で作り込みもしっかりしていますし、走らせることの満足度だけでなく、所有しているときの満足度の高さも、このモデルの魅力の一つだと思うんですね(QOLが高まったような感覚にもなる)。

2ページ目:初のマイナーチェンジを迎えるときに期待したい追加装備は?