これがフルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウン?完成度高めのレンダリングだが、改めて「クラウン」として見てみると違和感がある?
新型クラウンに強烈なバイトーンカラーが設定されるのも強い違和感を感じるが…
2022年7月15日に発表予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)。
多くのトヨタディーラーでは、新型クラウンに関する内外装デザインを研修動画などにて確認することが可能となっていますが、過去にリークされた日本特許庁の意匠画像の通り、これまで登場してきたクラウンシリーズとは全く異なるデザイン言語となっています。
新型クラウンの開発プロジェクトでは、入社5年以内の女性社員を加えることで、これまでのおじさん臭いクラウンのイメージを変え、クラウンの常識を覆すようなブレイクスルーモデルとして開発が進められて来たとのこと。
そんな新型クラウンの意匠リーク画像をもとに、これまで様々なレンダリングが公開されてきましたが、今回も新たに魅力的なレンダリング画像が追加されています。
プジョー新型408などのテイストも含まれた新型クラウンのイメージレンダリング
早速新型クラウンの完成イメージレンダリングを見ていきましょう。
これまでのクラウンといえば、王道の後輪駆動(FR)&4ドアセダンというイメージでしたが、今回のフルモデルチェンジにより、前輪駆動(FF)&SUV風の4ドアファストバックに。
その姿は、プジョー新型408やシトロエンC5Xを彷彿とさせるものがありますが、この特異なボディスタイルをクラウンで採用してきたことに「トヨタの攻めの姿勢」が見られますね。
今回このレンダリングを公開しているのは、ロシア系自動車メディアのKolesa.ruによって作成されたもので、意匠画像をベースにペイントを加えたこともあって完成度としては非常に高め。
ブラックのバイトーンカラーも、これまでのクラウンの常識を覆すアクセント
ただ、マットブルー系のボディカラーがラインナップされないのは残念なところですが、非現実的ともいえるフロントフードとリヤエンドがブラックにペイントされたバイトーンカラーが設定されるというのは未だに不思議に感じるところ。
これまでのクラウンでは、ブラックルーフの2トーンカラーは見たことが無く、今回のようにフロントフードからルーフ、リヤトランク、リヤエンドにかけてブラックに塗り分けられたバイトーンは全くの初めて。
今後バイトーンカラーは、トヨタ/レクサスのラインナップモデルに展開していく?
この特殊な塗分け(バイトーン)に関しては、2022年夏頃に登場予定の一部改良版・レクサス新型ISをベースにした、特別仕様車F SPORT Mode Black Sの後継でも設定される予定ですし、同年末に発表予定の新世代BEVクロスオーバー・新型RZ450eでも設定予定となっています。