遂に内装も捉えた!スズキ新型ジムニーのロングホイールベース版と思われるテストカーを久々スパイショット。5ドア&ハイブリッド化との噂も
2022年~2025年の製品ロードマップでは、2024年にLWB&HEVデビューとの情報もあるが果たして…
2022年6月20日、フルモデルチェンジ後2回目の一部改良で”安全装備”を強化してきたスズキ新型ジムニー(Suzuki New Jimny)/ジムニーシエラ(New Jimny Sierra)。
以前より度々噂されていた、新型ジムニーをベースにしたロングホイールベース&5ドアジムニーの存在ですが、具体的にどのタイミングで登場するかまでは明確になっていませんでした。
そして今回、そのロングホイールベース版と思われる開発車両が再びスパイショットされています。
ロングホイールベース化で更に存在感が増した新型ジムニー
こちらが今回、欧州の公道にてスパイショットされたという新型ジムニー・ロングホイールベース版と思われる開発車両。
ロングホイールベース&5ドア版?の開発車両に関しては、2021年11月頃にもスパイショットされていましたが、今回はかなり珍しくも内装もスパイショットされているようです。
ボディスタイル自体は特に変化のないオーバーフェンダー付きのジムニーシエラがベースになっていると思われ、厳密なホイールベースサイズまではわからないものの、目撃情報によれば従来モデルに比べて+300mmぐらい延伸されている?との情報も。
一方で全幅と全高は変化していない可能性があるそうです。
欧州市場向けの商用モデルをベースにしている可能性も
こちらはサイドビュー。
足もとのホイールデザインは、現行ジムニーシエラの15インチがベースになると予想されますが、リヤセクションも見ていくと、カモフラージュラッピングによる偽装の関係で後席ドアは確認できず。
もしかすると、欧州市場向けにラインナップされている後席を廃除した商用モデルのロングホイールベース版?という可能性も考えられそう。
ちなみにこのモデル、2020年に欧州独自の厳しい排ガス規制をクリアすることができずに一旦販売終了となったわけですが、特例として規制緩和してクリアすることができる2シーター&商用モデルのLCVをラインナップすることで、欧州市場にて再販しています。
フロントマスクやリヤデザインに大きな変更はなさそう
リヤクォータービューはこんな感じ。
リヤハッチガラスやリヤテールランプ、リヤウィンカーの位置自体に変化は無く、改めて現行ジムニーからデザインが大きく変化するということは無いのかもしれません(既にデザインが出来上がっているというのもある)。
ただ一つ気になるポイントとしては、この開発車両を撮影した人物の情報によると、「ジムニーからエンジンノイズがほとんど聞こえなかった」との話もあるそうで、これも以前より噂されていた「2024年に発売予定のロングホイールベース&ハイブリッド化」したジムニーの開発車両という可能性も高そう。