日本仕様のホンダ新型ZR-V最新情報②!「メーカーオプションは僅か2種類」「上位グレードZの装備はかなり豪華」「サンルーフ/パノラマルーフの設定無し」等

新型ZR-Vの装備内容はホンダのラインナップモデルでもトップクラスになりそうだ

2022年11月に発表・発売予定となっているホンダの新世代SUVモデルとなる新型ZR-V。

前回のブログでは、具体的なグレード構成(X/Zの2種類のみ)やパワートレイン、ボディカラー、インテリアカラー(シート表皮)、発表・発売までの具体的なスケジュール、先行展示時期などをご紹介してきました。

今回は、新型ZR-Vの装備内容や予防安全装備Honda SENSING、メーカーオプション(MOP)についてチェックしていきたいと思います。


新型ZR-Vはエントリーグレードでも十分豪華

まずは新型ZR-Vの標準装備内容(一部)を見ていきましょう。

パッケージングを重視しているZR-Vですが、やはりエントリーグレードXでも十分な装備内容となっています。

フルLEDヘッドライト+LEDフロント・リヤウィンカー+LEDリヤコンビランプが全グレード標準装備となり、上位グレードZに限り、LEDアダプティブドライビングビーム+LEDアクティブコーナリングライトが標準装備されます。

この他、一部ではありますが全グレード標準装備となる機能は以下の通り。

【(2023年)新型ZR-Vの全グレード標準装備一覧(一部)】

◇フルLEDヘッドライト

◇LEDリヤコンビランプ

◇18インチアルミホイール

◇電動パワーテールゲート

◇10.2インチフルデジタルメーター

◇ドライブモード(ECON/NORMAL/SPORT/SNOW)

◇減速セレクター(e:HEVモデルのみ)

◇本革巻きステアリングホイール

◇左右独立温度調整エアコン

◇ブラインドスポットインフォメーション(BSI)

日本仕様では設定されない装備も?

一方で、日本仕様では設定されない装備もあり、それがサンルーフ/パノラマルーフ。

中国市場向けZR-Vや北米市場向けHR-Vでは、サンルーフもしくはパノラマルーフの設定が可能ですが、日本仕様は、残念ながらどちらの設定もできないとのこと。

おそらくは部品供給の兼ね合いや、製造工程の複雑さの影響から、新型ヴェゼルe:HEV PLaYのように長納期化(月産台数が極端に少ない)する恐れがあるからでは?と推測。

この他にも、新型ステップワゴンにも設定されていない「ハーフシェイドフロントウィンドウ」が全グレードで装備されず、この点はコスト低減が目的ではないかと予想されます。

上位グレードZはかなり豪華!

via:Twitter

そしてもう一つ気になる上位グレードZの標準装備内容ですが、これが予想以上に豪華。

エントリーグレードXでも十分充実しているのですが、これこそトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)やマツダCX-5の上位グレードを意識した装備内容にまとめてきています。

【(2023年)新型ZR-V Zグレードの主要装備一覧(一部)】

◇Xグレードの装備内容を追加

◇LEDアダプティブドライビングビーム

◇LEDアクティブコーナリングライト

◇エキパイフィニッシャー

◇18インチアルミホイール(ベルリナブラック+切削光輝)

◇BOSE製プレミアムサラウンドシステム

◇電動パワーテールゲート(ハンズフリー機能付き)

◇電動フロントパワーシート(運転席メモリー機能付き)

◇ステアリングヒーター

◇フロントシートヒーター

◇後席左右シートヒーター(4WDのみ)

◇アルミペダル

◇Honda CONNECT 9インチディスプレイオーディオ

◇ETC2.0車載器

◇ワイヤレス充電器

◇LEDアンビエントライト

以上が上位グレードZの主要装備内容となりますが、かなり豪華な仕上がりではないかと思います。

エントリーグレードXでは、ディーラーオプションのギャザズ製Honda CONNECTナビゲーションディスプレイの設定も可能ですが、上位グレードZでは、Honda CONNECT 9インチディスプレイオーディオ一択。

via:Instagram

そして意外だったのは、全グレードで18インチアルミホイールが標準装備で、19インチ等の設定が無いということ。

タイヤサイズまでは明確ではありませんが、もしかすると新型ヴェゼルの18インチタイヤホイールサイズと同じ?ということも考えられるかもしれないですし、(未確認ではありますが)ヴェゼル用に履かせていた16インチスタッドレスタイヤホイールの流用も可能かも?

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