【悲報】フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンは2022年7月15日に発表されるも、発売&受注受付けは2022年秋以降に大幅に遅れる模様…カタログ配布はいつ?

2022-07-14

大方予想はしていたが、やはり発売時期と受注受付け時期は大幅に遅れるようだ

さてさて、2022年7月15日の13時半にワールドプレミア予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)ですが、このモデルに関する新たな情報が入って来ました。

いつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報により、新型クラウンのワールドプレミア・発表時期・見積もり開始時期は「当初のスケジュール通り2022年7月15日」で変わらないものの、何と発表日直前になって受注受付けと発売時期に関しては、「2022年秋以降に大幅に遅れる」とのこと。

なお、新型クラウンのカタログ配布についても2022年7月15日に配布されるとのことですが、納車自体は同年冬以降となる恐れがあるそうで、当初の予定からスケジュールが大きく変化しそうです。


新型クラウンの受注並びに発売時期が大幅に遅れる理由は「不明」

なおトヨタディーラー曰く、新型クラウンの発売時期と受注受付け開始時期が遅れる理由については「不明」とのことですが、いくつか考えられる理由としては「部品・半導体の供給不足」か「足もとのホイール締結の影響」だと推測。

いずれも「あくまでも推測の域」になるため、メーカーもしくはディーラーからの公式発表を待ちたい所ですが、新型クラウンではホイール締結方法を「ナット締結」から「ハブボルト締結」に変更しています。

ハブボルト締結を採用したbZ4X/ソルテラにリコール

この締結方法により、ばね下荷重の低減や締結力の強化が期待でき、ハンドリング性能も大幅に強化されるわけですが、実はこれを採用している新型bZ4X/スバル新型ソルテラ(Subaru New Solterra)が、タイヤが脱落するおそれがあるとしてリコールを届け出済。

不具合内容としては、タイヤを取付けるハブボルトにおいて、急旋回や急制動の繰返し等で当該ボルトが緩む可能性があるとのことですが、改善措置としては「全車両、当面の措置として、使用者に対し使用停止を要請し、対策が決定次第、恒久対策を実施する」と説明しているため、厳密には「改善措置が見つかっていない」ということに。

新型クラウンもハブボルト締結問題で発売が遅れることも?

もしかすると、新型クラウンもbZ4X/ソルテラと同様の問題が生じる危険性が考えられることから、ハブボルト締結による脱落問題が解決するまでは、受注・発売が難しいと考え、2022年秋以降に大幅にズラしたのかもしれません。

ちなみにハブボルト締結を採用しているモデルは、bZ4X/ソルテラ以外にも、レクサス新型IS/NXにも採用済みで、今後は新型RX/RC/LSにも採用予定ですが、もしかするとレクサスのモデルも同様の理由で発売が遅れる?ということも考えられるかもしれません。

先述にもある通り、これはあくまでも予想に過ぎないため、もしかしたら別の理由も考えられるかもしれませんので、参考程度に見て頂けますと幸いです。

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