盗難の対象にもなっているJDMスポーツカー・三菱ランサーエボリューションⅥ”トミーマキネンエディション”が競売に出品→日本円にして約2,300万円で落札!今後更に高騰しそうだ
ここまで極上の個体がどこで眠ってたのだろうか…
トヨタ90スープラ(Toyota Supra)や日産スカイラインGT-R(Nissan Skyline GT-R)、スバル・インプレッサ22B STi(Subaru Impreza)など、右ハンドル仕様のJDMスポーツカーの高騰が目立ちますが、今回新たにオークションに出品された2001年式の国産スポーツカーが、とんでもない金額にて落札されています。
そのモデルというのが、三菱ランサーエボリューションⅥ”トミーマキネンエディション”(Mitsubishi Lancer Evolution Tommi Makinen Edition)。
過去に7台のプロトタイプが製造され、オークションにも出品され大きな注目を浴びた貴重な一台ですが、今回は世界限定2,500台製造された内の1台(量産車両)となります。
一体どれほどの金額にて落札されたのかチェックしていきましょう。
2,500台中75番目に製造されたサテライトシルバーのランエボⅥ
こちらが今回出品された、2001年式の三菱ランサーエボリューションⅥ”トミーマキネンエディション”。
限定2,500台製造された内の75番目の個体で、見た目やエンジン、内装のコンディションは抜群。
これまでオークションにて出品されてきたランエボシリーズのなかでトップクラスの価値を持つ一台ではないかと思いますし、今後もスカイラインGT-Rや90スープラなどのように天井知らずの高騰を続けるモデルになると予想されます。
なおボディカラーはサテライトシルバーで、ボディ表面の傷はほとんど無し。
走行距離は16,663km(10,351マイル)と、ほとんど走られていない極上の一台です。
三菱としては珍しいレジェンドドライバーの名を冠するスポーツカー
ちなみにこのモデル名にある”トミーマキネン”とは、フィンランド・プッポラ出身の元ラリードライバーであるトミー・マキネン氏の名前が由来となっていて、三菱・ランサーエボリューションを駆り、1996年から1999年にかけて世界ラリー選手権を4年連続ドライバーズチャンピオンに輝いた人物でもあります。
見た目の特徴としては、専用ボディキットを装備する事でワイド&ローに仕上げ、専用サスペンションをインストールすることにより、従来よりも10mmほどローダウン。
更にフロントストラットバーと、ヘリカルフロントリミテッドスリップディファレンシャルの採用や、アップグレードされたエキゾーストシステムとチタンターボチャージャーを搭載することでパフォーマンスを向上しているとのこと。
ちなみにパワートレインは、排気量2.0L 4G63型直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力280psを発揮、トランスミッションは5速MT、駆動方式は四輪駆動(4WD)を搭載します。