これカッコいいやつやん…ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZに早くもNISMO登場か?謎の開発車両がスパイショットされ、シートには”NISMO”ロゴ付き

新型フェアレディZの世界からの支持は想像以上に凄い

2022年7月25日から同年夏頃に発売時期が変更された日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

日本市場向けに関しては、2022年度の生産枠が僅か500台(全国の試乗車・展示車や、抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specは含まない)しか設けられておらず、一方で日本全国のバックオーダー数は約6,000台ほどといわれていますが、販売店によって受注は先着順・抽選順とバラバラとなっています。

そんな大注目の新型フェアレディZですが、以前アメリカの公道にて謎の開発車両がスパイショットされ、フロントマスクの形状が東京オートサロン2022にて特別出展されたカスタマイズドプロト風の顔つきであることが確認できましたが、更に今回別のスポットでも、同じ車種と思われる開発車両がスパイショットされています。


再びアメリカにてスパイショットされたカスタマイズドプロト風の開発車両の正体は一体?

こちらが今回スパイショットされた謎の新型フェアレディZの開発車両。

前回スパイショットされたカスタマイズドプロト風の顔つきなのは変わらずで、フロントマスク周りを中心にカモフラージュラッピングによる偽装が施されていますが、もしかすると東京オートサロン2022や全国のキャラバン展示にて、ユーザーから「市販化を望む声」が非常に多かったのかもしれません。

ただ、カスタマイズドプロトのフロントバンパーは、Z432Rのデザインをモチーフにしながらも、最適な空冷効果を生み出すことが難しいことから、市販化の際は改善が必要になると思われるものの、今回の開発車両を拝見する限りだと、バンパー形状の変更は極めて小さめ。

そして今回の開発車両で最も注目したいのがシートヘッドレスト部分なのですが、何とも魅力的なロゴが採用されているのが確認できます。

何とシートヘッドレストには”NISMO”のロゴ付き

もう少し間近で見てみるとこんな感じ。

何とヘッドレストには”NISMO(ニスモ)”のデザインロゴが採用されているんですね。

もしかすると、今回スパイショットされたモデルは新型フェアレディZ NISMOの可能性があり、おまけにZ432Rの顔つきともなれば”文句のつけよう無し”。

仮にこの仕様で市販化されるのであれば、日産の本気度と新型フェアレディZに対する強い想いが伝わってくるわけですが、おそらくNISMOを待ち受けている方も多いと思いますし、それこそ(市販化すれば)即完売必至。

仮にNISMOグレードだった場合、スペックは歴代フェアレディZ史上最強か

現時点では、開発車両に関する具体的な情報は展開されていないものの、フロントフード形状にパワーバルジが引続き採用されていることを考えると、恐らく排気量3.0L V型6気筒ツインターボエンジンが引続き搭載されるものと予想されますが、独自チューニングにより最高出力405ps以上/最大トルク475Nm以上になることに期待したいところ(おそらく歴代フェアレディZ史上最強の一台になると思われる)。

ただそうなると、6速MTのキャパシティや9速AT(パドルシフト付)の耐久性も再度考慮する必要があるわけですが、今後どのように改良されるのか、どのような変更が加えられるのか非常に興味深いところです。

2ページ目:謎の開発車両はフロントバンパーやシートだけでなく足もとも変更される?