ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)で大好評だったカスタマイズドプロトが市販化の可能性?早くも謎の開発車両がスパイショットされる【動画有】

日本仕様の新型フェアレディZが2022年7月末で受注一旦停止となるが、今回の開発車両との関係性は?

2022年夏頃に日本市場でも発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

私も既に購入・契約済ですが、2022年7月中旬時点での納車時期は明らかになっておらず、とりあえず判明している情報として、2022年度の標準グレードの生産台数が約500台のみということだけ(特別仕様車Proto Specや試乗車・展示車は含まれない)。

さらに日本国内では、バックオーダー数が5,000台を超えるほどの人気を得ており、一方で部品供給不足と半導体不足を理由に長納期化する恐れがあることから、2022年7月末で一旦受注停止となることが確定し、受注再開の目途はたっていない状態となっています。

かなり希少性の高いスポーツモデルとなることは確かだと思いますが、こうしたなか、アメリカの公道にて何とも興味深い新型フェアレディZの開発車両がスパイショットされ話題となっています。


まさか本当にカスタマイズドプロトのフロントバンパーが市販化される可能性も?

こちらが今回、アメリカ・アリゾナ州の公道にてスパイショットされた新型フェアレディZの開発車両。

YouTuber・Chrizleyvaチャンネルより投稿されている動画をチェックしていくと、ボディカラーはダークメタルグレー(アメリカではガンメタリック)にペイントされ、フロントマスクには一部カモフラージュラッピングによる偽装が施されているのが確認できます。

フロント・リヤでホイールデザインとキャリパーカラーが異なる

フロントマスクを確認する前に、足もとホイールやブレーキキャリパーをチェックしていくと、フロント・リヤでホイールデザインやキャリパーカラーが異なるのが気になるところ。

ちなみにホイールデザインは、フロント・リヤ共にデュアル5スポークを採用しつつ、リヤホイールは上位グレード専用の19インチを装着していると予想。

そしてブレーキキャリパーに関しては、フロントがシルバーキャリパー、リヤがレッドキャリパーであることを考えると、リヤはアメリカの上位グレードPerformanceで、フロントはまた別のグレードもしくは新たな特別仕様車用のパーツということも考えられそう。

フロントマスクは確かにカスタマイズドプロトっぽい

もう少し間近で見ていくとこんな感じ。

このフロントバンパー形状…どこかで見たことがありますね。

スタンダードモデルの大口グリルとは異なり、どことなく東京オートサロン2022にて公開されたカスタマイズドプロトにも似ていたり。

現時点では、このモデルがどういった目的でテスト走行を実施しているのかは不明で、早くも将来的に一部改良を施したモデルを発表するのか、それともユーザーの意見を反映させたカスタマイズドプロトの量産化に向けた開発が進められているのかが気になるところ。

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