日本仕様のビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)の初回生産報告続々!狭き門の僅か500台…やはりディーラーによって先着/抽選順と決められているようだ

2022年度の生産枠に該当した方だけでなく、該当していない方にもディーラーからの連絡が入っている模様

2022年7月31日時点で未だ正式な発売時期が定まっておらず(当初は2022年7月25日に発売予定だった)、一方で同日をもって受注一旦停止となる日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。

いつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、やはり日産公式の受注一旦停止に関するアナウンスが入ってから、駆け込みでの注文が入っているそうで、なかにはベースグレード[6速MT]を契約していたユーザーが、追加でベースグレード[9速AT]を契約するなど、2台以上購入される方も少なくないそうです。

2022年6月末に受注一旦停止したトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)やレクサス新型NX/新型LX600のような状態になりつつある新型フェアレディZですが、受注一旦停止に関する噂が浮上する前は約5,000台のバックオーダーを抱えていたものの、駆け込み需要が入ってから約6,000台にまで増えているとのことです。

そんな新型フェアレディZですが、いよいよ本格的に2022年度生産分の枠に入るか否か、一部の日産ディーラーに通達が届いているそうです。


「2022年度分の生産枠に入った」と報告を受けている方からの情報

実はありがたいことに、当ブログの読者様より「新型フェアレディZの2022年度の生産枠に入りました!」という報告を頂いています。

2022年度分の生産枠は僅か500台という狭き門になりますが、2022年7月31日時点で少なからず60名近くの方から「ディーラーからの連絡で”2022年度の生産枠に入った”」という報告が。

ただしここで注意してほしいこととして、今回報告頂いた「2022年度の生産枠に入った」というのは、「2022年内に生産される」のか「2022年度内(2023年3月31日まで)に生産される」のかが明確になっていません。

加えて、この生産報告については、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足の影響により、「生産開始時期が遅れる恐れもある」との連絡を頂いている方も多いので、場合によっては2022年度よりも後になることも考えられるため、あくまでも参考情報としてチェックして頂けると幸いです。

先着順?それとも抽選順?

続いて約60名の方々からの報告内容を参考にさせていただき、注文は「先着順」なのか「抽選順」なのかが気になるところだと思います。

今回「2022年度分の生産枠に入った」と報告を頂いた方の約8割が、実は「抽選順」だったそうで、これも各都道府県の受注数や、各日産ディーラーの方針によって決めることになるわけですが、やはり抽選方式を採用しているということは、それだけ購入・契約している方も非常に多いということなのだと思われます(なかには先着順から抽選順に変更されたディーラーも)。

一方、残り約2割の「先着順」で生産枠に入った方ですが、見積もり作成が可能になった時点ですぐに契約された方がほとんど。

なかには「抽選順に切り替えた方が良いのではないか?」という案もディーラー内で浮上したそうですが、1番で契約された方が手付け金に加えて残金も全て支払ってしまったこともあり、その関係で「先着順のままにした」というところもあるようですね。

2ページ目:「2022年度分の生産枠に該当しなかった」との報告が入っている方からの情報は?