これがフルモデルチェンジ版・三菱の新型ランサーエボリューションⅪ?やはり国産スポーツモデルが登場するだけで「期待や注目度」は大きく変わってくるな

2022-08-06

エクステリアに少し違和感があると思ったら、ベースはアウディRS3だった

三菱のハイパフォーマンススポーツセダンとして、今もなお高い人気を得ているランサーエボリューション(Mitsubishi Lancer Evolution)。

2016年4月にランエボⅩが販売終了して6年以上が経過しますが、ここ最近増えてきているのが、フルモデルチェンジ版・新型ランサーエボリューションⅪの完成イメージレンダリング。

しかもそのほとんどが、三菱のデザインアイコンでもあるダイナミックシールドグリルを用いたレンダリングになるわけですが、今回公開されているレンダリングもその類。

早速どのようなエクステリアなのかチェックしていきましょう。


見た目はアグレッシブで欧州チックな雰囲気を持つ次期ランエボⅪ

こちらが今回公開された新型ランサーエボリューションⅪの完成イメージレンダリング。

このレンダリングを作成したのは、デジタルアーティストでインスタグラマーの@andras.s.veres氏で、どうやらレンダリングベースにはアウディRS3を使用しているとのこと。

ボディカラー含め、滑らかなボディラインを見てもどことなくアウディっぽさが残っていますが、やはりフロントマスクには三菱のデザインアイコンの一つでもあるダイナミックシールドグリルを採用。

そして4つのセクションに分けられたLEDデイライトや独立式の三眼LEDヘッドライトなど、この点はアウトランダーPHEV(New Outlander)などとデザイン性を統一してだと考えられます。

三菱が次期ランエボⅪを発表していたら、日本の自動車業界は更なる盛り上がりを見せていたかもしれない

ちなみに三菱といえばスポーツカーをラインナップしていないメーカーの一つであり、しかし2021年5月にはラリーアートへの復活とモータースポーツへの参戦を正式に発表するものの、今回ような4ドアスポーツセダンや2ドアスポーツクーペといったモデルは発表しておらず。

そして2022年は、以下の国産スポーツモデルが発表・発売される奇跡の一年でもあり、その中に新型ランエボⅪが入れば、もっと日本の自動車業界は盛り上がりを見せていたのではないか?とも思ったり。

◇トヨタGRスープラ(6速MT)/GRカローラ/GR86 10th Anniversary Limited

◇日産フェアレディZ(RZ34)

◇レクサスIS500 F SPORT Performance

◇スバルBRZ 10th Anniversary Limited

◇ホンダ・シビックタイプR(FL5)

なぜ三菱はスポーツモデルを発表しない?

なお三菱がスポーツモデルをラインナップせず、特にSUV系やピックアップトラックに力を入れている理由が、ルノー・日産・三菱アライアンスグループにおいて、三菱はSmall but Beautifulというスローガンを掲げることにより、東南アジアでのSUV/ピックアップトラックの需要を高めることがミッションとなっているため、スポーツモデルといった開発コストや時間のかかるモデルには中々手が付けられない状態なのかもしれません。

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