フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーで日帰り往復 約460kmの大型移動!高速道路9割&乗員4人&エアコンオートでも平均燃費は18.9km/Lと優秀

高速道路での実燃費性能の高さは、トヨタの新世代ハイブリッドはかなり優れているように感じられる

2022年3月に納車されてもうすぐ5か月が経過するトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)。

総走行距離ももうすぐ4,000kmに到達する勢いで、家族旅行や(本業の仕事含めた)大型移動では、ホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)と共にメインカーとして活用しています。

今回は、往復 約460kmの日帰り大型移動後の実燃費性能をチェックしていきたいと思います。

なお事前情報として、往復 約460kmのうち約420kmほどは高速道路移動になり、車内には乗員数4人(大人2人、子供2人)、エアコンはフロント・リヤ共にオート設定にした状態となりますが、どれぐらいの実燃費となるのかチェックしていきましょう。


周りの流れに合わせながらでも、平均燃費は18.9km/Lと優秀

早速、トヨタオーナー専用マイアプリ「MY TOYOTA+」のマイカーログより、往復 約460km走らせての実燃費性能をチェックしていきましょう。

往復路別の平均燃費は以下の通り。

【新型ヴォクシー・ハイブリッドの往復燃費一覧】

◇往路①:走行距離115km、運転時間1時間33分、平均燃費18.2km/L

◇往路②:走行距離110km、運転時間1時間38分、平均燃費21.3km/L

☆復路①:走行距離147km、運転時間2時間00分、平均燃費18.1km/L

☆復路②:走行距離87km、運転時間1時間49分、平均燃費18.6km/L


◇往復トータル:走行距離459km、運転時間7時間00分、平均燃費18.9km/L

以上が往復 約460km走行しての平均燃費となりますが、往復共にほぼ9割近くが高速道路走行になるため、WLTCモード平均燃費23.0km/L、WLTC高速道路モード平均燃費22.1km/Lに対して、概ね×0.8倍程度の性能と考えると十分高め。
※乗員数4人(大人2人、子供2人)、フロント・リヤエアコンはAUTO設定

新型ノア/ヴォクシーの燃料タンク容量は、ガソリンモデル/ハイブリッドモデル共に52Lになるため(燃料の種類は無鉛レギュラーガソリン)、実燃費18.5km/Lでも無給油960km以上は走行可能ですから、家族旅行や大型移動でも頻繁的に給油する必要は無さそうですね。

ちなみに高速道路走行中の速度に関しては、基本的に周りの流れに合わせているため、アップダウンを繰り返すような走りはほとんど無し。

そして今回走行したコースでは、ほとんどの車両がハイペースだったため、ガソリンのみでの走行比率も多かったかもしれません。

その一方で、往路②では高速道路で下り坂が多く(アクセルを緩める場面が多く、踏み込む場面は少なかった)、且つ周りのスピードも少し控え目な印象だっため、その影響もあって区間燃費は21.3kmと非常に優秀。

競合の新型ステップワゴンと比べると平均燃費は+3km/Lぐらい高め

ちなみに高速道路での区間燃費性能に関しては、概ね18km/L~22km/Lを行き来するような感じではあるものの、別に所有するホンダ新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINE(2WD)では、ここまで燃費性能は実現できず、頑張っても15km/L~19km/Lなので、そういった意味ではトヨタの新世代ハイブリッドの燃費性能は優秀かもしれませんね。

2ページ目:新型ヴォクシーと新型ステップワゴンの全給油記録を見ていくと…?