いくら何でも早過ぎ…(2023年)ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)が世界最速事故で廃車に→ディーラー側がクラッシュしたとの情報も
不明なところも多いが、SNSをたどってみると「納車前」の事故車両のようだ
日本国内では2022年夏頃に発売予定となっている日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)。
一部の国内日産ディーラーでは、展示車・試乗車が配備され、ようやく国道を走る新型フェアレディZの姿が目撃されています。
そしてアメリカでは、限定240台のみとなる特別仕様車Proto SpecやスタンダードグレードとなるSport/Performanceの生産・出荷が進められ、アメリカの日産ディーラーに続々と配備されていますが、今回はそのなかの一台と思われる個体が早くも事故で大破 → 廃車となる直前の動画がSNSにて投稿され話題となっています。
なおアメリカでは、新型フェアレディZを販売する場合「厳しい条件」が設けられていますが、おそらく今回事故した車両も、そういった厳しい条件をクリアして初めて顧客向けに販売された車両だと思われますが、どうやら「納車前」に事故・大破してしまったようです。
初代S30/240Zのマルーンを彷彿とさせる「あのボディカラー」が事故で廃車に
こちらが今回、SNS Facebookにて投稿されたアメリカ市場向け新型フェアレディZの事故車両。
場所はプエルトリコの某ヤードとのことですが、画像にはローズウッドメタリック(日本名:バーガンディ)の新型フェアレディZが損傷した姿が確認できます。
足もとにはレイズ製19インチ鍛造アルミホイールをやレッドブレーキキャリパーをインストールしていることから、上位グレードPerformanceであることがわかりますが、まさかこんなにも早く新型フェアレディZの事故した姿を目撃することになるとは…
ちなみにこの映像を投稿したRubert氏によると、彼も新型フェアレディZを注文しているユーザーの一人だそうで、しかも購入したディーラーは同じプエルトリコ。
この事故した車両がRubert氏がオーダーした仕様なのかは明確になっていませんが、コメント情報や海外カーメディアCARSCOOPSの情報を参考にすると、どうやら「ディーラー所有の車両を別のディーラー(代理店?)スタッフが事故で破壊した」との情報も。
単独事故ではなく、ダッジ・ラムのピックアップトラックと衝突したため、公道にて走らせた可能性も…
ちょっとややこしい話ではありますが、一つ言えることとして、このモデルはディーラーの展示車両ではなくユーザー車両であり、これから顧客のもとに納車される前の準備段階で、ディーラースタッフが事故してしまい、車内のエアバッグも展開するほどの強い衝撃だったことが伺えます(ポップアップフードも上がり、ボンネットが開いていることも確認できる)。
ちなみに「どうしてスタッフが納車前に事故してしまったのか?」については明確になっておらず、この動画を投稿したRubert氏も明確なコメントを出していないため、おそらく今後詳細が明らかになるのではないかと予想されます。
ちなみにこの事故、どうやら単独事故ではなくダッジ・ラムのピックアップトラックに衝突したとのことから、少なからず公道にて走らせて事故した可能性が考えられますし、ディーラースタッフが勝手に公道にて走らせたとなると、これはこれでまた大問題になりそう。