いくら何でも早過ぎ…(2023年)ビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)が世界最速事故で廃車に→ディーラー側がクラッシュしたとの情報も

前までは「ちょっと頑張れば帰るスポーツカー」だったが、今の日産の新型フェアレディZは、ちょっと頑張っても購入できるものではない

ちなみに先ほど、アメリカ市場向け新型フェアレディZを販売する場合、「厳しい条件」をクリアしないと販売できないことをお伝えしましたが、アメリカ日産の販売店スタッフよりリークされた情報によると、以下の6項目の条件が設けられているそうです。

①:エントリーグレードSportと上位グレードPerformanceに関しては、販売店が2018年1月~2022年12月までに370Z/Z34を販売したことのあるディーラーにのみ振り分ける。一定期間が過ぎた後、最低1台は振り分けられる

②:①の期間までに、370Z/Z34を10台以上販売したディーラーは、SportとPerformanceだけでなく、特別仕様車Proto Specも1台販売できる

③:①の期間までに、370Z/Z34を30台以上販売したディーラーは、SportとPerformanceだけでなく、特別仕様車Proto Specを2台販売できる

④:特別仕様車Proto Specは240台のみの限定モデルとなる

⑤:新型フェアレディZの発売は2022年8月を予定し、まずはProto Specから優先、その後SportとPerformanceを販売する

⑥:全グレードの販売が開始された後、90日が経過してから通常の割当方法に戻す


日本市場向けもよくよく考えてみると、結構厳しい条件が多いような…

ちなみに日本国内でも、新型フェアレディZを販売する上でちょっとした条件が設けられていたり、更に販売店によっては先着順と抽選順になっていたり、新車購入時は同意書にサインを求められたり…そして初回生産枠(2022年度)は僅か500台のみだったりと、改めて見直してみると結構めちゃくちゃくな条件が並べられていますが、それでもバックオーダー数6,000台に迫る勢いで、生産能力を大幅に上回る受注が入っていることから、2022年7月末時点で受注を一旦停止しています。

そんな新型フェアレディZが、果たして顧客のもとに納車されるのだろうか?という不安もあるかと思いますが、ようやく2022年9月頃より生産がスタートする予定で、まずは国内抽選限定240台のみとなる特別仕様車Proto Specの生産・出荷が始まり、その後スタンダードグレードとなるベースグレード/version S/version T/version STが生産・出荷される予定です。

2020年9月にプロトタイプモデルが発表されて約2年が経過し、ようやく量産モデルのグレード別価格帯が発表されたのが2022年4月末でした。

ここに来るまでの道のりは長かったものの、どんなに厳しい状況でも、まずはこのご時世に100%内燃機関&2ドアスポーツクーペを発表してくれた日産には感謝したいところですし、私も購入・注文している身なので、納車後は積極的に良いところも気になるところも含めてインプレッションしていきたいところです。

日産の新型フェアレディZ(RZ34)関連記事

Reference:Facebook