フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの実車を見てきた!見た目キュートで車内も実用的、実車を見たお客さんの多くが「すぐに購入・契約」しているようだ

新型シエンタの注目度は抜群!とにかく周りにはお客さんでいっぱいだった

2022年8月23日に発表・発売されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。

先行予約が開始された2022年8月上旬から1か月足らずでバックオーダー数は30,000台を突破し、同年1月に発表・発売された新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)に続く大ヒットモデルとなります。

そんな新型シエンタですが、ようやく実車を拝見することができたため早速チェックしていきたいと思います。

ちなみにこの日は、新型シエンタの実車を見るために多くのお客さんでいっぱいでしたが、トヨタディーラースタッフによれば、その多くの方が「実車を既に購入・契約済み」とのこと。

もちろん、これから実車を見て検討される方も多くいらっしゃいましたが、実車を見てから「よし買おう!」と決める方も非常に多かったそうで、改めて新型シエンタの人気の高さに驚かされるばかりでした。


新型シエンタのエクステリアをチェックしていこう

こちらが今回、私が拝見した新型シエンタの実車エクステリア。

グレードは上位タイプで一番人気となるハイブリッドZ[2WD](2列5人乗り)で、ボディカラーはダークグレー、内装はブラックのシンプルな組み合わせとなります。

まず実車を拝見してのイメージとしては、とてもキュートでキャッチーなデザインでありながら、どことなくアクティブな要素を持ち合わせたトヨタらしい顔つきだということ。

既にテレビCMでも公開の通り、「まるで犬と一緒に散歩している」かのような感覚でドライブすることをテーマにしているそうで、その見た目はアイコニックでありながらも、確かに小動物のようなルックス。

そのためお客さんも女性の方が圧倒的に多く、「顔カワイイね」という声も聞こえてきましたし、客層も幅広くてオールラウンダーな印象を受けました。

【【SIENTA】TVCM『いいことできた!』篇】

実車は思った以上に大きく感じる

そして実車を拝見して真っ先に感じたことは、パーツ一つ一つが大きく、併せてボディサイズも5ナンバーサイズとは思えないほどに大きいということ。

”こ”の字型LEDデイライトはもちろんのこと、単眼のBi-Beam LEDヘッドライト、そして大口タイプで新型アクア(New Aqua)から受け継がれたかのような金属調のU字型グリルモールなど、これらのアクセントや主張は結構強めながらも、しかし決して威圧感があるわけではなく、丸みを帯びたボディに上手くマッチしたレイアウト。

ちなみにこのモデル、近くのディーラースタッフに確認してみたところ、購入されている方の多くが30代~50代の男女だそうで、そのほとんどがファミリー層。

なかには20代の若い男女という情報もあり(おそらく初めての新車?)、新型シエンタの購入の決め手は「カワイイ顔つき」がほとんどで、その次にコンパクトなサイズ感と使い勝手の良いシートレイアウトが決め手なのだそう。

子供や老夫婦でも乗り降りしやすい低めのサイドステップ位置

サイドビューを見てもお分かりの通り、新型シエンタの後席ドアはスライド式を採用しているため、子持ちの家族や、高年齢の方には使い勝手は良さそうですし、何よりもサイドステップ位置は新型ノア/ヴォクシーよりも低く、子供や老夫婦のお客さん方がスムーズに乗り降りしていたところも印象的でした。

ちなみに新型シエンタも、後席電動スライドドアを閉める際には「ピーピー…」と音がしますが、この音が気になる方はトヨタディーラーにて無償にて無音にプログラム設定してくれますし、電動スライドドアだけでなく電動リヤテールゲートを搭載する車両に関しても、「ピーピー」音を無音に設定してくれるので、是非最寄りのディーラーに相談していただくことをおススメいたします。

そしてドアサイドパネルには、ルノー/シトロエンを彷彿とさせるような樹脂モールディングパーツが装着され、どことなくエアバンプっぽい雰囲気もあり、オシャレに”sienta”のエンボスロゴ付き。

15インチアルミホイールとスチールホイールともに人気高め!割合はどれぐらい?

そして足元には、メーカーオプションとなる15インチアルミホイール。

近くには標準装備となる15インチホイールカバー付きスチールホイールの装着モデルがありましたが、どちらもオシャレで悩ましいのが正直なところ。

実はこのホイールに関してもトヨタディーラースタッフに確認してみたところ、新型シエンタを契約された方の4割が標準装備の15インチスチールホイールを選択していて、残り6割がアルミホイールを選択しているそうです。

エンブレムはガソリン/ハイブリッド共通で背景ブラックに統一

リヤエンドも丸っこいフォルムながらも、ワイド&ローに見せるさりげないデザイン力はトヨタらしいところ。

そして新型シエンタより新たに導入された「ガソリンモデル/ハイブリッドモデル共通のブラックエンブレム」ですが、これまでのモデルはハイブリッドモデルだと背景がブルーのエンブレムでしたが、どうやら新型シエンタからブラックに統一されるようです。

初代シエンタやファンカーゴを彷彿とさせるリヤテールランプ

縦型基調にアミアミタイプのテールレンズは、過去に販売されたファンカーゴや初代シエンタを彷彿とさせるものがありますね。

ちなみにリヤコンビランプはLEDを採用しつつも、リヤウィンカーは先代から変わらずとなる非LED(電球)で、デザインベースが似ている新型アクアと似た装備内容ですね。

2ページ目:新型シエンタには電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドが採用されていないが、実はそこまで重要視されていない?