フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの実車を見てきた！見た目キュートで車内も実用的、実車を見たお客さんの多くが「すぐに購入・契約」しているようだ

2022-08-29

トヨタ新型シエンタの実車・内装をチェックしていこう

続いてトヨタ新型シエンタの内装もチェックしていきましょう。

ドアを開けたときの内ドア部分には、ファブリックトリムでアクティブ感を演出。

どことなく日産の新型ノートオーラ(Nissan New Note Aura)のGグレードっぽい質感で好感が持てますし、無理をして高級に見せるわけではなく、モダンな雰囲気を演出するところはトヨタらしいところ。

ただしドアを閉める際の持ち手が特殊だったり、内ドアポケット部分が無かったりと、このあたりの使い勝手は実際に所有して慣れてみないと判断が難しい所ですね。

シートカラーはオールブラックながらも、どことなくグレーっぽいアクセントが入っていてオシャレ。

内装のほとんどがブラックで暗めということもあり、シートをグレーにすることで少し明るめに見せたいのかもしれませんね。

ステアリング周りは、基本的には新型ノア／ヴォクシーと共通で、本革ステアリングの握り心地や手触りもほぼ同じといったところでしょうか。

10.5インチのディスプレイオーディオPLUSも搭載。

残念ながら、数多くの方が乗降りする関係でスマートキーは無く、7インチTFTマルチカラー液晶メーターやディスプレイのアニメーションなどは確認できず。

エアコン関連は決めてシンプル。

左右独立温度調整ができないのはちょっと残念なところですが、物理スイッチとダイヤルスイッチと直感的で簡易的に操作できるのは有難いところです。

電動パーキングブレーキ＆オートブレーキホールドは装備されていないが…？

そしてこちらはセンターシフト周り。

ハイブリッドモデルでありながら、パノラミックビューモニター[PVM](床下透過機能付き)の設定はありませんが、センターシフトはエレクトロマチックタイプなのはグッド。

ただ、展示車のセンターシフトが少しだけズレていたのが気になるところ(誰かが少し強引に操作した可能性も？)。

ちなみに新型シエンタでは、全グレードにおいて電動パーキングブレーキ＆オートブレーキホールド機能が搭載されておらず、足踏み式パーキングブレーキを採用していますが、これもトヨタディーラーに確認してみたところ、新型シエンタを購入したユーザーや、これから検討される方の多くが「電動パーキングは特に必要ない」とのこと。

っというのも、購入者の多くが先代シエンタからの乗り換え層、初めて新車を買う層、更にはホンダ・フリード(Honda FREED)から乗り換える層が多いとのことで、足踏み式パーキングブレーキに慣れている方からすると、確かにそこまで重要視するものでもないのかもしれません(あくまでも参考意見です)。