トヨタ新型ハリアーPHEVの燃費やEV航続距離などが明らかに!実はハイブリッド(HEV)モデルやRAV4 PHVよりも燃費やエンジンスペックが劣っていた件

遂にトヨタ新型ハリアーPHEVの具体的な主要諸元が明らかに

さてさて、2022年9月26日に発表・発売予定となっているトヨタ新型ハリアーPHEV(Toyota New Harrier PHEV)。

前回のブログでは、本モデルの具体的なグレード別価格帯やメーカーオプション、ボディカラー、詳細見積もりに加え、更に全国のトヨタディーラーの振り分け台数は極端に少なく、既に発表・発売前から受注停止しているところもあるようです。

そんな発表・発売前から注目度の高い新型ハリアーPHEVですが、ようやく具体的な主要諸元が明らかになりましたので、早速その中身をチェックしていきたいと思います。


新型ハリアーPHEVの具体的なボディサイズや重量、パワートレインをチェックしていこう

まずは新型ハリアーPHEVのボディサイズや車体重量、パワートレイン、最小回転半径などをチェックしていきましょう。

【(2023年)新型ハリアーPHEVの主要諸元①一覧】

◇ボディサイズ:全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mm

◇ホイールベース:2,690mm

◇トレッド:(前)1,605mm/(後)1,625mm

◇最低地上高:190mm

◇室内長1,880mm×室内幅1,520mm×室内高1,215mm

◇車体重量:1,950kg

◇車両総重量:2,225kg

◇最小回転半径:5.7m

◇パワートレイン:排気量2.5L A25A-FXS型直列4気筒ダイナミックフォースエンジン

◇仕様燃料:無鉛レギュラーガソリン

◇内径87.5mm×行程103.4mm

◇エンジン出力:177ps/6,000rpm

◇エンジントルク:219Nm/3,600rpm

◇フロントモーター[5NM]出力/トルク:182ps/270Nm

◇リヤモーター[4NM]出力/トルク:54ps/121Nm

◇リチウムイオンバッテリー
・電圧:3.7V
・容量:51Ah
・個数:96個
・総電圧:355.2V
・総電力量:18.1kWh

◇燃料タンク容量:55L

◇サスペンション:(前)マクファーソンストラット式コイルスプリング/(後)ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング

◇ブレーキ:(前)ベンチレーテッドディスク/(後)ベンチレーテッドディスク

以上が、新型ハリアーPHEVのボディサイズ等の主要諸元となりますが、基本的なボディサイズは変わらないものの、やはりリチウムイオンバッテリーなどを搭載することにより、車体重量/車体総重量共にハイブリッドZ Leather Package[E-Four]に比べて+200kg重くなり、RAV4 PHVに比べると+30kg重くなるんですね。

あとはBEVによるパワー比率が大きくなっていることもあり、ハイブリッドモデルに比べてエンジン出力-1ps/最大トルクー2Nm低下しているのもちょっと気になるところです。

2ページ目:具体的な燃費性能はRAV4 PHVや新型ハリアーハイブリッドよりも悪い?