日産スカイラインGT-Rやトヨタ・スープラなどのJDMスポーツカー盗難未遂で男2人が逮捕!被害総額は1億円超えに…この他にも盗難失敗でR32が悲惨な状態になり修理費は100万円以上に

犯人は盗んで大金を手にしたら「それで良い」と思っているからなのか、車に対する敬意や愛情は全く無さそうだ

さてさて、世界で大きな問題の一つにもなっている自動車の盗難被害。

特に日本国内だと、日本製(JDM)スポーツカー/ネオクラシックカーとも言われている日産スカイライン(Nissan SKYLINE GT-R)やトヨタ・スープラ(Toyota Supura)、スバル・インプレッサ(Subaru Impreza)が盗まれたり、最近ではトヨタ・ランドクルーザー(Toyota Land Cruier)やレクサスLXといった中東へと高額値で転売されやすいモデルの盗難被害が相次いでいます。

そして今回、国産スポーツカーの中でもトップクラスで高騰し続けている日産スカイラインGT-R R32が盗まれそうになるも失敗し、犯人の乱暴な扱いにより消火器にて噴出され、車内がとんでもなく汚れてしまったそうです。


スカイラインGT-R R32は、中古車市場でも1,000万円以上にて取引されることも

こちらが今回、犯人が盗難を試みるも厳しいセキュリティ・対策により失敗し、証拠隠滅と腹いせのためかはわからないものの、車内に消化器が噴出され、更にはハンドルが破壊されて粉まみになったというスカイラインGT-R R32。

外観は特にこれといった被害は無さそうにも見えますが…?

車内はこんな感じ。

シートなどには大量の白い粉がまき散らされて無残な姿に変わり果て、更にシートバックには使用済みと思われる消火器が置かれています。

犯人は盗むことができなかったからなのか、証拠隠滅と腹いせのために車内にあった消火器を噴射したのだと考えられますが、もしもスカイラインGT-R含めて車に対する愛情や敬意があれば、おそらくこのようなことはできないはずですし、犯人は「盗んで金にする」こと以外には興味がないのだと思われ、しかし自身の目的を達成することができずに、全く罪の無い車とオーナーの心を傷つけることに。

盗まれなかっただけでも奇跡だが…

これはひど過ぎる…ハンドルも滅茶苦茶に破壊され、インパネ周りも消火器などの影響で悲惨な状態に。

ちなみにこのスカイラインGT-R R32を所有していたオーナーは、13年前にこの車を購入したそうで、一度も事故することなく大切に乗り続けてきたとのこと。

被害者でもあるオーナーは「時間がかかることを泥棒は嫌がるということで、車でもそういう対策をやっていた」とはなし、ハンドルロック以外にも簡単にはエンジンがかからないよう細工をしていたとのこと。

車は盗まれなかったにしても、車内の修理費用は100万円以上とのことですが、おそらく修復が難しいパーツもあると思いますし、場合によっては時間もお金もかかるような気の遠くなる修理となってしまうかもしれませんね。

【人気スポーツカー盗難免れるも…車内に消火器噴射(2022年9月12日)】

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