日産スカイラインGT-Rやトヨタ・スープラなどのJDMスポーツカー盗難未遂で男2人が逮捕!被害総額は1億円超えに…この他にも盗難失敗でR32が悲惨な状態になり修理費は100万円以上に

こちらも日産スカイラインGT-Rやトヨタ・スープラといった国産スポーツカーが相次いで盗まれそうに

続いては、2022年6月以降より頻繁的に発生していたという神奈川県にて男2人が国産(JDM)スポーツカー24台を盗んだ事件について、この事件に関与していた男が逮捕されていたことが明らかとなりました。

日テレNEWSの報道によると、指定暴力団稲川会系幹部の原勉 容疑者と、無職の山田勝敏 容疑者は2022年7月、神奈川県横浜市都筑区の修理工場から、日本製(JDM)スポーツカーを盗もうとした疑いが持たれています。

この日本製スポーツカーは、別名ネオクラシックカーとも呼ばれていて、時価にして数千万円にも上るものもあることから、日本全国にて盗難被害が相次いでおり、しかもそれらのモデルがヤードにて分解→海外へと輸出・高額値で転売されているとのこと。

もしかすると今回の盗難車両も、アメリカ独自の25年ルールが解禁されたタイミングで盗み出し、法外な金額にて転売を試みた可能性も十分に考えられそう。


被害台数は24台にも上り、被害総額は1億円超えに

調べに対して原 容疑者は容疑を否認しているそうで、山田 容疑者は「平成初期に製造された国産スポーツカーの価格が高くなり、カネを稼ぐためにやった。日産スカイラインGT-Rやトヨタ・スープラなどの車種を2022年6月頃から20台ほど盗んだ」と容疑を認めているとのこと。

そして神奈川県内では、2022年6月以降から24台もの日本製スポーツカーが盗まれていて、その被害総額は1億590万円にのぼるとのことで、警察は引き続き捜査を進めているとのこと。

ここ最近も、SNSでは「愛車が盗まれました」との投稿が多く、トヨタ・スープラや日産スカイラインGT-R R32/R33/R34、そしてレクサスLX/LCといった高額転売の対象になりやすいモデルが相次いで盗まれています。

特に千葉県や愛知県名古屋市を中心に盗難被害が相次いでいて、どんなに盗難対策を厳重にしていても盗まれてしまう恐れがあるそうで、特にハンドルロックなんかはグラインダーなどで切断、ホイールロックは無理やり走らせることで破壊、シャッター付ガレージであってもシャッターを破壊(器物損壊)するのが当たり前になってしまい、狙われてしまうと車両を守ること自体が中々難しい状況になっているようです。

【【逮捕】国産スポーツカー“窃盗未遂” 被害総額1億円超 神奈川県】

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