遂に来た!フルモデルチェンジ版・マツダ新型NEロードスターと思われる開発車両を初スパイショット!マイナーチェンジ版にも見えるが、アレがちょっと違う?

様々な噂はあるものの、内燃機関&後輪駆動(FR)は継続の可能性も?

さてさて、2014年にフランス・パリモーターショーにて第4世代となるNDロードスター(Mazda Roadster)が発表されて8年が経過しましたが、遂に第5世代と思われるフルモデルチェンジ版・新型NEロードスターらしき開発車両が初スパイショットされています。

今回ドイツの公道にてスパイショットされた次期ロードスターと思われる開発車両ですが、フロントバンパーのみカモフラージュラッピングによって偽装され、それ以外は偽装されていないために、「フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジでは?」という意見も出てくるかと思います。

しかしながら、とある部分だけが現行NDロードスターと若干異なっていることから、もしかするとプラットフォームや足回りも大きく変化してくるのでは?と推測。

一体どの部分が現行と異なっているように見えるのか、早速チェックしていきましょう。


ガラッと一新するのか?それとも現行ベースで小変更に留めてくるか?

こちらが今回、ドイツの公道にてスパイショットされた新型NEロードスターと思われる開発車両。

外観としては現行NDロードスターがベースで、ヘッドライト意匠も現行のデザインをそのまま流用していますが、フロントバンパー周りにはカモフラージュラッピングによる偽装が施されているのが確認できます。

マツダ幹部も「次期NEロードスターの開発は進んでいる」とコメント済

ちなみに新型NEロードスターに関しては、海外カーメディアAutocarとマツダの欧州部門で製品開発及びエンジニアリング責任者でもあるJoachim Kunz氏とのインタビューでも、「既に次期モデルの開発は進んでいる。今はSUVモデルの新世代CXシリーズで大きく盛り上がっているが、私たち決してロードスター(MX-5 Miata)の存在を忘れていない」とコメント。

更にロードスターは「ブランドアイコンであり、常に特別に扱われている」とし、サイズやコンセプト、そして燃焼エンジンを搭載するスポーツクーペであることを前提に、NA~NDロードスターの血統を受け継ぐかたちで次期NEロードスターが登場する予定とも語っていることから、おそらく基本的な内燃機関&後輪駆動(FR)ベースというポイントは変わらないものと考えられます。

リヤフェンダー周りが現行NDロードスターと少し異なる?

それでは現行NDロードスターと今回の開発車両で、どの辺りが異なるように見えるのか?を見ていくと、リヤフェンダーが現行に比べて少しだけ延びて、更に外側に張り出しているように見えることから、おそらくリヤトレッド幅が少し広くなっていることが予想されます。

これはグリップ性能の向上にもつながることが期待されますが、現時点ではどのような意図でリヤトレッド幅が広げられているのかは不明(もしかするとエンジン出力やトルクがアップしている可能性も?)。

今回はあくまでも開発車両がスパイショットされただけに過ぎないため、次期NEロードスターの詳細が明らかになったわけでもないので、今後マツダの公式プレスリリースには期待したいところ。

そして引き続きノンハイブリッドのオープンスポーツモデルとしてラインナップされるのか、排ガス規制や騒音規制を考慮してマイルドハイブリッドシステムを採用し、ロードスターの特徴の一つでもある軽さを犠牲することも視野に入れて開発が進められている可能性もありますし、今後の動向に注目したい所。

2ページ目:新型NEロードスターにはどのようなエンジンが搭載される?