トヨタ新型ヤリス/bZ4X/スバル・ソルテラ/日産リーフに累計 約3.8万台の大量リコール!ヤリスはハイブリッドシステムが停止の恐れ、bZ4X/ソルテラは遂にハブボルト問題が解決へ
ヤリスはちょうど1年前にもハイブリッドシステム絡みでリコールを届け出たばかり
トヨタの大人気コンパクトモデルでお馴染みとなる新型ヤリスの1車種・計37,674台に大量リコール。
厳密にはヤリスハイブリッドの1車種になるわけですが、不具合内容としてはハイブリッドシステムにおいて、制御プログラムが不適切なため、急加速等でトランスアクスルのインプットダンパに一時的な滑りが生じて警告灯が点灯した際、フェールセーフモードに移行できないとのこと。
そのため、ハイブリッドシステムが停止するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
ちなみにこのヤリスハイブリッドですが、実は2021年9月末にも同じハイブリッドシステムの制御プログラムが不適切だったために、ハイブリッドシステムが停止するという問題が発生したため、実質的には2度目のリコールということになりますね。
対象モデルをチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故は起きていないものの、既に6件もの不具合が発生しており、市場からの情報により明らかになっています。
【リコール or 改善対策対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][ヤリス]
・6AA-MXPH10/MXPH10-2000000~MXPH10-2034714/令和元年12月11日~令和 2年 9月16日/31,674台・6AA-MXPH15/MXPH15-0001001~MXPH15-0007022/令和元年12月11日~令和 2年 9月 2日/6,000台
改善措置としては、全車両、ハイブリッドビークルコントロールコンピュータのプログラムを対策仕様に修正するリコール作業を実施するとのことです。
バックドアヒンジの締結ナットが、規定以上の締め付けトルクで締結されている恐れアリ
続いては、日産のピュアEVモデルとなるリーフ1車種・108台にリコール。
不具合内容としては、バックドアヒンジにおいて、一部製作工程での作業指示および検査指示が不適切なため、車体への締結ナットが規定以上の締付トルクで締結されたものがあるとのこと。
そのため締結ボルトが変形し、最悪の場合、ヒンジの片側が外れて保安基準第18条に規定された堅ろう性の基準に抵触するおそれがあるとしてリコールを届け出ています。
対象モデルをチェックしていこう!
なお、気になる対象モデルは以下の通り。
これによる事故や不具合は起きておらず、社内からの情報により明らかになっています。
【リコール or 改善対策対象モデル一覧】
[対象型式/対象車台番号/製作期間/対象者台数][リーフ]
・ZAA-ZE1/ZE1-202079~ZE1-202837/令和4年6月6日~令和4年6月10日/108台
改善措置としては、全車両、バックドアヒンジと締結ナットを交換するリコール作業を実施するとのことです。