【価格は1,078万円から】(2023年)一部改良版・レクサス新型LSが2022年10月13日に世界初公開!リモートタッチ廃止&新世代ディスプレイオーディオ採用ながらも内装はSクラスに対抗は厳しい?

トヨタ/レクサス公式プレスリリースも明確に「発売」と言い切らなかったのが気になるが…

前回のブログでもお伝えの通り、レクサスの一部改良版・新型LSが2022年10月13日に発表され、同月下旬以降に発売される予定であることが明らかとなりました。

但しレクサス公式プレスリリースにもある通り、あくまでも発売時期は2022年10月下旬”以降”であり、更に発売”予定”と曖昧な表現となっているため、場合によっては発売時期が遅れるということも考えられるかもしれません。

今回の一部改良では、内外装デザインの大幅な変更は特に無いものの、一部改良版・新型UX/ESなどにも採用の新世代マルチメディアが設定され、使い勝手もこれまでとは大きく異なるものになります。

一体どのようなレイアウトとなるのか?競合モデルのメルセデスベンツSクラス等に対抗できるのかチェックしていきましょう。


(2023年)一部改良版・新型LSの主な改良・変更内容をチェックしていこう

まずは、今回の一部改良によりどういったところが変更・改良されるのかチェックしていきましょう。

【(2023年)新型LSの一部改良・変更内容一覧】

①:足回り(リヤサスペンションメンバー取付け部のブレース形状)の変更
・剛性を高め、サスペンションをチューニングすることで、初代から一貫して突き詰めてきた乗り心地を向上させたほか、高い操縦安定性を実現

②:ドライビングサポートのアップデート
・パノラミックビューモニター[PVM](床下透過機能付)

③:ディスプレイオーディオのアップデートによるセンターコンソール周りの見直し
・エージェント+で先読み案内サービスが可能
・Apple CarPlayは、従来のUSB接続に加え、Wi-Fiによる無線接続にも対応
・タッチパッドやCD/DVDプレイヤーの廃止
・スイッチレイアウトを最適化し、使用頻度の高いシートヒーター/シートベンチレーション/ステアリングヒータースイッチは、コンソール上に設定
・スマホホルダーやUSB Type-Cコネクターを増設 等

④:20インチノイズリダクションアルミホイール(切削光輝+ブラック塗装)+245/45R20 99Yランフラットタイヤをメーカーオプション設定

⑤:高度運転支援技術レクサスチームメイトAdvanced Driveの性能向上
・周辺車両の動きへの配慮(他車の死角領域を走行し続けないように減速)

⑤:2023年モデル・新型IS/ES/UX/RCと共通の細部変更

インテリアはフラッグシップセダン相応?それとも…

今回の一部改良で最も注目したいのが、やはりインテリアのセンターコンソールやインパネ周り。

上の画像にもある通り、インパネに集約されていたナビゲーションディスプレイから、フローティングタイプのディスプレイオーディオへと変更され、更にリモートタッチも廃止になりました(アナログクロックの継続は有難いが)。

こちらがインパネとセンターコンソール周りですが、やはりリモートタッチが廃止となったことで、シフト周りはかなり寂しい感じになってしまいましたね。

プラスチックの物理スイッチが浮いているようにも…

スマホホルダー周りも見ていくと、確かに利用頻度が高そうなシートヒーターやシートベンチレーション、そしてステアリングヒータースイッチなどが設けられていますが、せっかくオーナメントパネルが西陣織などの伝統工芸品を採用しているのに、スイッチ類だけプラスチック?を継続したのかは謎(スイッチだけ浮いてる感が否めない…)。

果たしてこのデザインで競合のメルセデスベンツSクラスやBMW7シリーズ、アウディA8に対抗するインテリアとなれるのかは甚だ疑問ですし(レクサスは伝統工芸や和、そしておもてなしにも力を入れているはずだが…)、国産フラッグシップセダンとしてまだまだ進化していくべきでは?と思ったりもします。

2ページ目:新型LSのグレード別価格帯は?既に受注停止寸前?