(中)ビュイックがトヨタ新型40系アルファード／レクサスLM対抗のフラッグシップミニバンを発表！その名は新型センチュリーで、2列4人乗り仕様には後席32インチの巨大ディスプレイ搭載へ
中国ビュイックが新たに発表するのはフラッグシップセダンではなくミニバンの新型センチュリー？
アメリカ・ゼネラルモータース(GM)のビュイックブランドは以前、高級ミニバンとなるマイナーチェンジ版・新型GL8を公開しましたが、このモデルよりも更にラグジュアリーなフラッグシップ新世代ミニバンを発表することが明らかとなりました。
https://creative311.com/?p=145813そのモデル名は「センチュリー(Buick New Century)」とのことで、競合モデルはもちろん、2023年5月以降に発売されると噂のトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)や、その上位車種となるレクサス新型LM。
アルファード／LMの対抗モデルに中国ビュイックの新型センチュリー登場と、色々と情報量が多めですが、どうやら正式な発表時期は2022年11月3日とのことで、その前に一部スペックがリークされたとのことでなので、早速その中身をチェックしていきましょう。
新型センチュリーは「3列6人乗り」と「2列4人乗り」の2グレードのみ
早速、ビュイック新型センチュリーの一部仕様についてチェックしていきましょう。
まず一番気になるボディサイズですが、ビュイックの新世代プラットフォームを採用することにより、全長5,230mm×全幅1,980mm×全高1,867mm、ホイールベース3,130mmととにかくビッグサイズ。
現行30系アルファードのエグゼクティブラウンジS(Executive Lounge S)で、全長4,950mm×全幅1,850mm×全高1,950mm、ホイールベース3,000mmですから、日本仕様のフラッグシップ＆ラージサイズミニバンでもコンパクトに思えるほどのサイズ差がありますね。
コンセプトカーのようなエクステリアデザイン
ちなみにエクステリアデザインでの特徴としては、マイルドハイブリッドでありながらもピュアEVっぽさを演出するクリーンなフロントマスクと、「7の字」のような個性的なLEDデイタイムランニングライトとLEDヘッドライトを採用していること。
まるでコンセプトカーのような存在感を持つセンチュリーですが、これを量産車として展開するのも驚きで、一体どれほどの価格帯にて販売されるのか気になるところです。
ミニバンでは珍しいバイトーンカラー
あとは上の画像の左側にある通り、ボディはエメラルドグリーンに対し、フロントフードからAピラー、ルーフにかけてシルバーにペイントされた2トーン(バイトーン)カラーも特徴の一つで、日本国内でも話題になっている新型クラウンクロスオーバー(New Crown Crossover)のバイトーンカラーや、中国の高級ブランドでお馴染み紅旗(ホンチー)でも見られるカラーリング。
この点は中国ユーザーの趣味・嗜好にマッチしたデザインだと思われますし、フラッグシップモデルとしての差別化を図ったポイントだと思いますが、その分オプション費用も跳ね上がりそう。