(中)ビュイックがトヨタ新型40系アルファード/レクサスLM対抗のフラッグシップミニバンを発表!その名は新型センチュリーで、2列4人乗り仕様には後席32インチの巨大ディスプレイ搭載へ

2022-11-06

中国ビュイック新型センチュリーの内装やパワートレインもチェックしていこう

3列6人乗りでも十分快適で満足度も高そう

続いて、中国ビュイック新型センチュリーのエントリーグレードとなる3列6人乗り仕様を見ていきましょう。

上の画像にもある通り、2+2+2のレイアウトを採用し、2列目~3列目も左右独立のキャプテンシートを採用しているため、後席の狭さや窮屈さを上手く解消。

ちなみにこのモデルの大きな特徴として、2列目&3列目ともに前後電動のロングスライドが採用され、更に2列目は電動クロススライドも採用。

約500mmの前後スライド移動に加え、2列目シートは左右にも移動可能ですし、7種類のシートアレンジ(ニアエンジョイ/レスト/スリープ/3列便利乗降り等)を設定されるなど、満足度もかなり高そう。


まるでファーストクラス!2列4人乗り仕様は後席の32インチ巨大ディスプレイを搭載!

そしてこちらが、最上級グレードとなる2列4人乗り仕様の一部。

何とフロントシートバックの壁面には、32インチの巨大後席ディスプレイ(別名スマートスクリーン)を搭載。

そして2列目キャプテンシートは、160度までリクライニング可能なクラウドセンスシートが採用され、更にリスニングエクスペリエンス用に設計されたボーズ製エグゼクティブエディションオーディオシステムや、多彩なシーン連動モード流星群スタードーム(ロールスロイスのような天井にスターライトを散りばめたアレ)、2つのQualcomm Snapdragon 8155チップも搭載されているとのことで、インタラクティブな体験ができるのも魅力的。

こうして見ると、アルファード・ロイヤルラウンジや、レクサスLMロイヤルエディションといった2列4人乗り仕様とは異なり、ラグジュアリーさのなかに近未来的な要素を兼ね備え、そして飛行機のファーストクラスを思わせるようなデザインが盛り込まれるなど、こういったところは中国ブランドの強いところ。

最後に気になるパワートレインですが、現時点でビュイック公式の情報は展開されていないものの、中華人民共和国工業情報化部(MIIT)のリーク情報によると排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドを採用し、システム出力230hpを発揮するとのこと。

この他にも更にパワフルなエンジン、もしくはピュアEVがラインナップされるかは不明ですが、2リッターターボMHVでも優に2,000万円を超えるような価格帯となり得るかもしれません。

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Reference:Autohome