誓約書は一体どこへ?フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)が大手中古車サイトにて販売中!その価格は999万円で新車価格の2倍

発売から2か月足らずで、業者オークション含めて既に「5台以上」が出品されている新型シビックタイプR(FL5)

2022年9月1日に発表/2日に発売されて、もうすぐ2か月が経過しようとしているホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

いつもお世話になっているホンダディーラーの情報によれば、月産400台ペースながらも、既にシリアルナンバーも1,500を超えているとのことで(アメリカ市場向けも含まれての通しナンバー?)、安定的に生産が進んでいるのではないかと予想されます。

ただその一方で、生産・出荷台数が多くなるにつれて業者オークションでは5台以上のFL5が出品され、一部出品取消し/新車価格の2倍以上にて落札されるなど、長納期化を武器に転売が横行しているようです。

そして今回、国内大手中古車サイト・グーネットにて、新型シビックタイプR(FL5)が出品され、案の定新車販売価格よりも高額値で販売されています。


何とグーネットでの車両本体価格は999万円!新車価格のほぼ2倍

こちらが今回、中古車サイト・グーネットにて販売されている新型シビックタイプR(FL5)。

販売元は、神奈川県横須賀市を拠点とする株式会社イタガキさんで、出品情報を見ていくと、年式は2022年式、車検は2025年10月であることから、おそらく車両登録・納車が2022年10月と予想されます。

走行距離は僅か7kmとのことで、納車後そのままグーネットに掲載されたものと予想しますが、さすがに早過ぎ。

なおボディカラーは定番のチャンピオンシップホワイトで、メーカーオプションなどの設定は無し(Honda SENSINGやディスプレイオーディオなども全て標準装備)。

先代FK8のアグレッシブで闘争心剥き出しともいえるエクステリアとは異なり、より洗練されて走りも強化された一台。

FL5は500万円未満で販売されたことに大きな意味がある

新車での車両本体価格は4,997,300円(税込み)と「本当に採算とれているのだろうか…」と心配になるほどのバーゲンプライスで、恐らくこれ以上にコスパの優れた6MTスポーツカーは登場しないと予想。

実際に乗ってみてもそうですが、この時代に500万円未満で販売してくれたこと、そして「技術のホンダ」といわれるホンダの意地とプライドを見ることができますし、そして「一人でも多くのタイプRファンに乗ってほしい」というメッセージも含めて500万円未満で販売することに、このモデルの存在意義があると思うんですね。

そんな魅力的な新型シビックタイプRですが、グーネットでの本体価格は新車価格の2倍となる999万円とのことで、諸費用なども含めたら1,000万円以上は確実。

改めてエクステリアを見ていきましょう。

走行距離僅か7kmと全く走られていないため、もしかするとディーラーからそのまま積車にて運ばれてきたのではないかと予想。

私もFL5が納車された直後は走行距離9kmでしたから、「ナンバー登録はしたけど公道では走らせていない」状態なのかもしれませんね。

2ページ目:えっ、サスペンションスペーサーが装着されたまま?