狂ってるな…マツダRX-7にパガーニ・ゾンダのV12エンジンをぶち込んでみた。更にトヨタからは新型GRカローラ/GRスープラ/GR86のカスタムモデルが世界初公開!

JDMスポーツカーの価値が高騰しているなか、RX-7にゾンダのV12エンジンをぶち込むのは普通ではない

2022年11月2日~5日に開催のアメリカSEMAショー2022にて、JDMロータリースポーツカーでお馴染みとなるマツダRX-7に、何とイタリアのハイパーカーメーカーでお馴染みとなるパガーニ・ゾンダ(Pagani Zonda)のV12エンジンをぶち込んだハードチューニングモデルが公開され大きな話題を呼んでいます。

この過激チューニングモデルは、海外のデジタルアーティストでお馴染みとなるKhyzyl Saleem氏が作成したレンダリングがモチーフになっているそうで、まさかデジタルレンダリングモデルが現実世界にて再現されるとは…

しかもこのチューニングモデルですが、SEMAショー2022に出展するためだけのワンオフモデルではなく、顧客向けにボディキット含めて限定数販売する予定とのこと。

つまりゾンダのV12エンジンを複数セット所有していることを意味しますが、ベースとなるマツダRX-7はユーザーが持参する必要があるものの、一体どれほどの金額にて販売するのか注目です。


ゾンダのV12エンジンが剥き出しで展示されるのも強烈だな…

こちらが今回、アメリカ・フロリダ州を拠点とするGooichi Motors社によって製作されたRX-7のチューニングモデル。

その名も「M120 V12」とのことですが、まだこの時点では完成しておらず、後々フロントボンネットなども装着した姿を公開する予定とのこと。

見るからにクレイジーなエクステリアを持つM120 V12ですが、コンポーネントの多くはカスタムメイドのため、その工数はもちろんのこと、製作時間もコストも相当にかかることが予想されます。

ちなみに、このカスタムボディキットは世界限定25台のみ販売される予定とのことですが、ゾンダのV型12気筒自然吸気エンジンも25基備えているのかは不明。

あくまでも今回はボディキットメインのため、足もとの鍛造アルミホイールやTOYO TIRE製Proxes RRタイヤなどがセット販売されることは無いと予想されますが、そう考えるとRX-7以外にかかる費用は優に1,000万円を超えるものと予想されますし、これだけガッツリと落とし込まれていればタイヤの消耗も激しそうですね。

車内はもはやレーシングカー仕様

内装もかなりスパルタンで、インパネをゴッソリと刷新し、ボディキット用にアレンジが加えられています。

シートもフルバケットでホールド性は高そうですが、乗り心地はかなりカタそうですぐに腰を痛めてしまいそうな雰囲気です。

2ページ目:トヨタも新型GRカローラ/GRスープラ/GR86をベースにしたカスタムモデルをSEMAショー2022にて発表へ!