フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)納車後の雑感!「スコスコ入るシフトフィールは最高」「ABHのお陰で坂道発進も苦にならない」「えっ、あの機能がある?」

2022-11-22

やっぱり新型シビックタイプR(FL5)は最高に楽しいクルマだ!

2022年10月に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

走行距離はまだ400kmに到達しないレベルではあるものの、練習も兼ねてほぼ毎日運転しています。

改めてこの車に乗ると「自然と笑顔」になり、その日大変だったことやしんどかったことも忘れられるぐらいの楽しさとワクワク感が得られるため、どんなときでもドライバーをハッピーにさせてくれるこの車を購入できて「本当に良かった」と思えるほど。

今回は、実際に普段使いしてみての雑感を簡単にまとめていきたいと思います。


6速MTであっても、オートブレーキホールド機能のおかげで坂道発進も苦にならない

まずは個人的に新型シビックタイプR(FL5)で「助かっている」機能の一つがオートブレーキホールド機能。

6速MTモデルとしては非常に珍しい電動パーキングブレーキ(EPB)&オートブレーキホールド(ABH)機能付きとなるスポーツモデルで、先代FK8から採用されている便利機能の一つ。

ABH機能をON状態にしておけば、信号待ちや渋滞時にセンターシフトを”N(ニュートラル)”にしてクラッチを離し、ブレーキペダルも離せば普段のオートブレーキホールド機能有りのAT/CVTと変わらない便利さがあり、発進する際にはクラッチペダルを踏み込んでシフト”1”に変換し、半クラ操作するだけでオートブレーキホールドが解除されて発進するため非常に楽なんですね。

この他にも、とても便利に感じるのが坂道発進。

本来MT車両の場合だと、手引き式のハンドルブレーキを活用して坂道発進することが多いと思いますが、シビックタイプRだと信号や渋滞で坂道停車していても、オートブレーキホールドONであれば”N”状態&ブレーキを離してもその場でブレーキを保持してくれますし、平坦な道同様に信号が青もしくは渋滞解消で前に進んでも、”1”にシフト変換して半クラにすればゆっくり前進してくれるんですね。

おまけに坂道での半クラのみでの発進速度はそこそこ強めなので、すぐに1速時の最低速度である5km/hを超えるてくれるので、クラッチを離した後にアクセルを踏み込んでスムーズにいけるのも、このモデルの魅力的なところ。

そのため、6速MTモデルであっても坂道発進は苦にならないですし、MT初心者の私でもエンストを全く起こさずに走れるので非常に便利で快適だと考えています。

シフトフィールは気持ち良く、交差点などの右左折時による2速→1速のレブマッチも楽しい

続いて新型シビックタイプRのシフトフィールですが、あくまでも個人的な感覚として、クラッチペダルをそこまで奥まで踏み込まなくても次のシフトにスコスコ変速できる滑らかさはもちろんのこと、ある程度の速度域からシフトダウンするときのレブマッチング機能は非常に気持ち良く、運転を楽しくさせてくれるのも、このモデルの魅力的なところだと思うんですね。

説明は不要だと思いますが、レブマッチング機能は変速後のギヤに最適な回転数になるよう、エンジン回転数を自動制御するシステムで、高い速度域に対し、例えば4速→3速にシフトダウンするときのギクシャク感を無くし、スムーズに回転数を合わせる機能になります。

このレブマッチング機能のお陰で「自分の運転が上手くなったように思える」「この回転数が上がる官能的なサウンドがタマらない!」と笑顔にさせてくれるものでもあるんですね。

2速→1速のレブマッチに対応してくれたのは本当にありがたい

特に交差点やお店に入るために右左折するときだと、ある程度減速して2速のままゆっくり進入していくケースが多かったかと思いますが、新型シビックタイプRでは2速→1速のレブマッチング機能に対応したため、2速&30km/Lぐらいの速度からでも自然と「1速」に入れたくなり、回転数を3,000rpm~4,000rpmに高めて「ブォ~ン」とさせたくなるような、「これまでの当たり前のシーンでさえも楽しませてくれる」そんな魅力が詰まってます(これは納車待ちの方々にも是非体感してほしい)。

普段の公道でも、周りの流れに合わせながらシフト変換する必要のない場面で”ガチャガチャ”とシフトダウンしてみたり、先ほどの右左折するときでも1速にしてサウンドを楽しむなど、とにかく一つ一つの動作さえても楽しませてくれる車なので、この点は他の現代の新車・新型車では味わえないところだと思います。

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