フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)納車後の雑感!「スコスコ入るシフトフィールは最高」「ABHのお陰で坂道発進も苦にならない」「えっ、あの機能がある?」

2022-11-22

(続き)ホンダ新型シビックタイプR(FL5)納車後雑感!

引き続き、ホンダ新型シビックタイプR(FL5)の納車後雑感をまとめていきましょう。

公道では特に必要と感じないLogRもドライバーのテンションを上げてくれる

そしてここ最近ドライブするときに必ず起動させているのがLogR機能。

いわゆる車体のコンディションやGメーター、サーキットでのラップタイムなどを計測できるロガーアプリケーションですが、どう考えても一般道では必要のない機能であっても、こうして様々なコンディションパラメーターやタイプRの後ろ姿(ブレーキランプやウィンカーも連動している)、そしてGメーターによる重心位置の可視化データを見るだけでもテンションが上がってしまうんですね。

先程のレブマッチの件と同じになってしまいますが、ここまで普段と変わらない公道での走りを、いつもと違うテンションで、いつもと違う操作と演出で楽しませてくれる車は無いと思いますし、改めてこういった無駄だと思われるものでもドライバーを楽しませてくれるところにホンダのシビックタイプRにかける強い想いが伝わってきますし、何よりも毎回運転していて緊張とワクワクが止まらないのもタイプRが初めて。

まだこの車の本当の性能は引き出せていないものの、「これだけの楽しい車を500万円以下で販売してきた」ことには未だに信じられないところです。


新型シビックタイプR(FL5)にアダプティブハイビーム機能は搭載されていない

ここからは装備関係の有無についてですが、「新型シビックタイプRにはアダプティブドライビングビーム機能が搭載されていると、某YouTuberの動画で見たのですが…」という問いあわせをたくさん頂きましたが、残念ながらその機能は搭載されていません。

ちなみにアダプティブドライビングビームとは、ハイビーム照射中に先行車や対向車を検知すると、周辺状況に応じて照射範囲を自動でコントロールする機能で、トヨタでいえばアダプティブハイビームシステム(AHS)に相当するもの。

おそらく新型シビックハッチバックEX/シビックe:HEVのアダプティブドライビングビーム付きと勘違いされたのかな?と予想はしているものの、シビックタイプR(FL5)の場合はオートハイビーム止まりになるので注意。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)に渋滞追従機能は搭載されていない

続いてこちらも問い合わせの多かった新型シビックタイプRのアダプティブクルーズコントロール(ACC)機能について。

こちらは「新型ステップワゴン(New STEPWGN)などのように、渋滞追従機能(停止保持付き)が付いているとYouTuberの方が仰っていたのですが…」という内容でしたが、残念ながら新型シビックタイプRに渋滞追従機能はなく、あくまでも約30km/h以上で走行中に作動する仕様となっています。
※約30km/h以上なのは、6速のときの最低速度が30km/L未満だから

っというのも、MTモデルで0km/hまで停車するような機能を設けるとなると、ミッション車に設けられるエンストする直前の最低速度を下回る(1速の場合は5km/h未満でエンスト)ことになるため、理論的に考えてもエンストの問題で渋滞追従機能は活用できないことになります(シビックハッチバックのMTモデルも搭載されておらず、CVT/e:HEVモデルは渋滞追従機能有り)。

新型シビックタイプRで渋滞追従機能付きACCが搭載されるという情報は聞いたことがありませんでしたが、ホンダ公式ホームページにもそのような記載はないのでご注意ください。

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