遂に来た!フルモデルチェンジ版・トヨタ新型プリウスのティーザー画像が2022年11月9日に世界初公開!サイドシルエットのみだが、かなりスポーティでクーペチックなボディに

遂に新型プリウスのティーザー画像が世界初公開!

2023年1月10日に発表・発売予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota All New Prius)ですが、遂に2022年11月9日の午後3時にティーザー画像が世界初公開されました。

前回のブログでもお伝えした通り、2022年11月17日より開催されるアメリカ・ロサンゼルスオートショー2022にて出展される可能性があり、この日はスバル新型インプレッサ(Subaru New Impreza)もワールドプレミア&特別展示予定とのことから、両車ともに大注目のモデルになりそうです。
※この他にも、国内市場向けホンダ新型ZR-Vも発表される予定で、全国のホンダディーラーに試乗車・展示車が配備予定

早速どのようなティーザー画像が公開されたのかチェックしていきましょう。


公開されたのはスポーティなサイドシルエットのみ

via:Toyota

こちらが今回公開された新型プリウスのティーザー画像。

個人的に期待していた内外装の一部のデザインではなく、新型カローラクロス(New Corolla Cross)やスバル新型インプレッサのようなサイドシルエットのみ。

ただ今回公開されたサイドシルエットを確認する限りだと、現行50系後期のハッチバックスタイルというよりかは、クーペライクで伸びやかなハッチバックという印象で、既に愛知県にて何度かスパイショットされている開発車両に非常に近いものがありますね。

特にフロントフードからAピラーにかけての”なだらかな”ラインが印象的で、別の言い方をすれば「Aピラーをかなり寝かせている」ことがわかります。

おまけにトップルーフからリヤハッチにかけてのラインもクーペチックでフラットなラインが全くなく、空力に特化しながらもスポーティさやダイナミックさも兼ね備えたエクステリアといった印象でしょうか。

新型プリウスのボディサイズはかなり攻めた印象を受ける

via:Spyder7

ちなみに新型プリウスのボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,780mm×全高1,420mm(Zのみ1,430mm)と全高はかなり低く、Zグレードの全高が10mmほどアップしているのも19インチの大口径タイヤアルミホイールを装着するから。

これまでのプリウスは、燃費スペシャリストな車をイメージ付けてきましたが、ここ最近の新型車やプラグインハイブリッド(PHEV)、ピュアEVといった環境に配慮したモデルが多数増えたこともあり、「プリウスもこのままでは特徴の無いモデルになってしまう」という危機感から、スポーツ志向にも力を入れてきたのかもしれません。

っというのも、今回のフルモデルチェンジにより、ベースとなるTNGA-Cプラットフォームは変わらないものの、排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+新世代ハイブリッドシステムを搭載するエントリーグレードと、排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドを組み合わせた上位グレード、そして排気量2.0L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+プラグインハイブリッド(PHV)の3種類が展開。

新型プリウスでターゲット層を拡大していく?

2.0L HEVモデルのみに19インチタイヤアルミホイール、1.8L HEVに17インチタイヤアルミホイールと差別化するため、これによって燃費だけでなくスポーティさや若々しさを追求することにより、ターゲット層を拡大していくものと予想されます。

既に明らかになっている新型プリウスのWLTCモード平均燃費を見ても他車を圧倒できるほどの低燃費を実現できているのも事実で(経済性の良さもアピール)、しかし新型プリウスPHVに関しては、少し物足りない感があるようにも感じたり…

【(2023年)新型プリウスのWLTCモード平均燃費一覧】

[1.8L HEV]

◇エントリーグレードX:[2WD]32km/L

◇上位グレードU:[2WD]31.5km/L


[2.0L HEV]

◇上位グレードZ:[2WD]28.6km/L


[2.0L PHV]

◇Z:[2WDのみ]23.0km/L
※EVのみでの航続可能距離:75km

2ページ目:新型プリウスに待望の電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド搭載!エクステリアデザインは?