これがフルモデルチェンジ版・スズキ新型スイフト?デビュー時期は2023年との噂で”アノ”機能もそろそろ搭載?次期スイフトスポーツは更に1年後か

海外カーメディアの噂では2024年デビューとの話だったが…?

2022年7月に突如として登場したスズキのフルモデルチェンジ版・新型スイフト(Suzuki New Swift)。

現時点では具体的な発売時期は明らかになっておらず、一部海外カーメディアの報道によれば、2023年末~2024年初め頃にデビューする?といわれていましたが、ここに来て2023年にデビューとの噂が報じられ(次期スイフトスポーツは更に1年後の2024年?)、加えて本モデルの完成イメージレンダリングも公開されています。

国内自動車ニュースサイトSpyder7さんの報道によると、次期スイフトは改良型のハーテクト(Heartect)プラットフォームを採用しながらも、パワートレインは排気量1.2L K12C型直列4気筒エンジン+マイルドハイブリッドを採用する予定とのことで、現行4代目の技術を踏襲しながらも更に改良を加えてくることが期待されています。


まず新型スイフトのエクステリアはどうなるの?

via:Spyder7

様々な機能やパフォーマンスが期待される新型スイフトですが、まず最も気になるのがエクステリア。

Spyder7さんが作成した非公式イメージレンダリングを見ていくと、過去に何度かスパイショットされた開発車両をベースにしながらも、その見た目の完成度としては中々に高いものに。

っというのも、現行4代目から大きく形状変更したフロントボンネットを、はまぐりのように上からフタを被せたようなデザインにすることで立体感とパワフルさ(遠目から見てもエンジンがぎっしり詰められているように見える)、フロントノーズの長さを演出すること、そしてキャビンを後方にすることで”よりスポーティな”ハッチバックへとアップデート。

特にフロントノーズの延伸とキャビンを後方へとオフセットする手法は、近年のトレンドであり、その先駆けとしてマツダCX-5/CX-8などでも見られますが、スズキでもこういった手法を積極的に採用してくるのは意外と云えば意外。

必ずしも、今回の非公式レンダリングにあるフロントグリルやフロントヘッドライト意匠、フロントバンパー形状が全くそのままで登場するとも限りませんが、近年トレンドになっているハニカム形状のグリルや、スポーティさを演出するドット柄グリルパターンを取り込んでいるのはスイフトらしいところ。

コンパクトモデルでも3ナンバー車両が多い中、スズキは敢えて5ナンバーを維持し続ける?

via:Spyder7

ボディサイズについては具体的な情報はないものの、近年は”コンパクトハッチバック”と言いながらも、全幅1,700mmを優に超える3ナンバーモデルが主流となり、5ナンバーモデルともなるとエントリーモデルがほとんど。

特にSUVモデルがその例に挙げやすいかと思いますが、トヨタのSUVモデルで唯一5ナンバーを採用しているのは、AセグメントSUVのライズ(Toyota New RAIZE)のみで、それ以降のBセグメントSUVとなるヤリスクロス(New Yaris Cross)では、いきなり3ナンバーへとサイズアップします。

そう考えると、様々な自動車メーカーがフルモデルチェンジする度にどんどんと肥大化していくなか、スズキは5ナンバーのコンパクトモデルを維持し続けているようにも見られますが(スイフトスポーツは除く)、2023年以降に発売と噂の次期スイフトも、もしかすると現行同様に全長3,855mm×全幅1,695mm×全高1,500mm~1,525mmを維持するような使い勝手の良いコンパクトな一台となるかもしれませんね。

2ページ目:新型スイフトでちょっと気になるポイントは?”アレ”は採用されるのか?